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閑話 彼女は非凡を拒んだ

目が覚めると、そこは病室のようだった。幸か不幸か、私は昨日の出来事を忘れてしまっていた。

めがさめて、しばらくボーッとしていると、お父さんとお母さんが部屋に入ってきた。そして、目覚めているわたしにきづくと、私に近寄り、いきなり私に抱きついた。

「?、どうしたの?お父さん、お母さん?」

と、私は尋ねた。お父さんは、

「よかった、目が覚めたんだね。・・・雪、昨日のことは覚えているかい?」

といった。

「?、きのう?・・・・・・何かあったの?」

私は、聞くなと、訴え続ける心を抑えつけて、そう尋ねた。

「昨日、ユウ君が亡くなったよ、君を助けて、車に轢かれてね。」

お父さんは、言いづらそうに答えた。

その瞬間に昨日のことを全て思い出した。

そして、昨日と同じ様に泣き叫んだ。お父さんと、お母さんはそんな私をずっと抱きしめてくれていた。ひとまず泣き止んだ私は、からだに、異常はなかったため、自宅に戻った。そして、自分の部屋に入って、鍵を閉めた。そして、私は、ベットに倒れこみ、枕に顔を押し付けながら、声を押し殺して、泣いた。途中、お母さんの声が聞こえた気もするが、そのまま泣き続けていた。気がつくと眠っていた。次の日の朝、目を覚ましたが、一昨日の朝以来何も食べていないにも関わらず、食欲が湧かなかった。何もする気が起きなかったので、私は、ベットに座っていた。すると、お母さんが、部屋の外から、

「ご飯、ここに置いて行くよ。」

と言ってきた。食欲は湧かなくても、お腹は空いているので、そのご飯を食べた。なんの味も感じなかった。それからは、トイレに行くとき以外は、へやからでないで、ベットに座りながら、一日中ぼーっとして過ごす日々を送った。スマホに、無料会話アプリで、クラスメイトから心配のメールが、たくさん届いた。一応ぜんぶみていたが、返事を書く気力はないし、何を書いているかも頭に入ってこなかった。

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