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やがて魔王へと至る最弱魔物《スケルトン》  作者: 久遠


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第32話

今回は少し長目です。

ドラゴンの爆弾発言によって、敵が一人(?)から四人に増えてしまった。

これは不味い

非常に不味い。

不味くない所が無い位に状況が美味しくない。

とにかく、敵に囲まれてしまっている状態は最悪に近い。

ならば、位置を変え、囲みを破らなければならない。

つまり、これからする事は逃亡ではなく、あくまで戦闘を優位にするための移動だ。

そうだ。そうに違いない!(震え声)


と言う訳で、ここ(肉食獣の檻)から逃げ……いや、移動させてもらう!


※ちなみに、例の爆弾発言を受けて敵が増えてからこの決意まで『思考加速』等を行使し約0,5秒で決断



良し!では、早速移動……させて貰えない様だ……。

……解せぬ……。

何で反応できてんだよ……しかも三人共が……。

例の発言から、移動開始まで、俺主観でも一秒位しか経って無いハズだぞ!

それなのに、何故右腕にガルム、左腕にウカさん、そして腰にシルフィがしがみついた状態になっているのだろうか……。

誰か教えて下され……。

ついでに助けて下され……。



「……捕まえた、であります!」



「さて、全部ゲロって貰うからね?」



「何で~そんなに重要な事を~黙っていたのかまで~全部(ぜ~んぶ)ですからね~?」



「……黙秘権を行使「「「させると思うか?」」」ですよねー……。」


さて、この修羅場をどう乗りきるか……。


「……あー、その、なんだ。お嬢さん方、黙っていたのは悪かったと思うけど、俺本人も『人化』スキルを獲得してたのに気付いたのは、本当に最近なんだ。本当だよ?」


正確に言うと、岩蜥蜴を倒した際のレベルアップで獲得したと思われる。

黙っていた理由は……言わなくちゃ駄目かねぇ?


「……成る程、言うタイミングが無かった、と言いたいのでありますか?

ならば、自分にだけでも言ってくれても良かったのではないでありますか?」


「……いや、お前さんに教えたら、確実に夜襲仕掛けて来るだろうに……。」


「うぐ……。」←前科有り


「それなら、私達にでも教えてくれても良かったんじゃないの?」


「だって君達、あの時は『男はノーサンキュー』だったじゃないの。教えられると思うか?」


「ぐっ……。」

「……それは確かに~。」


お?これはどうにかなるか?


「……それに、今俺を追及するよりも、先にアイツをどうにかしないと、多分あまり良い事にはならないぞ?」


こちら側の肉食獣のオーラによって、少しの間静かにしていたドラゴンが再起動を果たす。


「……こら、そこの貴女達!私の旦那様に抱きつくなんて、なんと羨ま……いえ、はしたない!すぐに離れなさい!!その方は今すぐにでも、私との愛の巣で、たっぷりと愛を交わして子供をいっぱい作るのですから!!」


……やっぱり拉致コースかい……。


「お前には関係の無いことであります!」


「関係無い訳がないでしょう!その方は、私の旦那様になるお方なのですから!!そもそも、貴女は私の旦那様の何なのですか?」


……おいおい、あんまり変なこと言って、刺激してくれるなよ……?


「自分でありますか?自分は主殿の忠実なる下僕にして、主殿の欲望(・・)を一身に受ける者であります!」


……確かにお前さんはモフらせてもらっているけど、その言い方はないんじゃないかな~ってお兄さん思うのだけど……。


「よ、欲望……ですって……?」


ほーら勘違いしちゃった……。

しかも、他の二人も悪のりするつもりらしく、ひそひそ話ながら、黒い笑みを浮かべているのが見える。


前に出ていたガルムに並んで、まずウカさんがドラゴンに挑発混じりで宣言する。


(わたくし)は~、ご主人様の妻にして~、寵愛を受ける者です~!」


……確かに獣人族的には、プロポーズ紛いの事をしたっぽいけどさ……。

それに、『寵愛』て……。

そんなもん、誰かに与えた覚えは無いんだけどなぁ……。


「『寵愛』……ですって……?な、なんと羨ましい……。」


……ドラゴンさんの方も、取り繕う気がなくなって来たみたいだなぁ…。


「今日だって~、ここに来る前に~、ご褒美をいただきました~。ウフフ~。」


と、頬を染め、笑みを浮かべながら身をくねらせるうウカさん。

……ご褒美ってアレか?アイアンクローの事か?

……ぶっちゃけソレ以外に心当たりが無いのだが、アレをご褒美と言って良いのだろうか……?


「き、今日って事は……こんな、明るい内から!」


……また変な方向に勘違いしちゃったよ……。


最後とばかりにシルフィが前に出る。

こいつは別に、俺に対して恋心がある訳ではないハズだ。……多分。

だから、そこまで変なことにはならない……と思いたい。


「私は……そうね、彼と同じ世界を見る女、ってところかしら?」


……?アレか?同じ様に、別世界から来ているから、同じ様な目線でこの世界を見ている、って事か?


「……それに、私は彼女(ウカ)より先に、耳元で囁かれながら、ご褒美も貰っているわよ?」


と艶然と微笑んで見せた。


?、??、???

え?……誰こいつ。

いつも馬鹿やっているシルフィはどこ行った?

てか、んな事したっけ……?

ご褒美?……あ!アレか?

あのクソ野郎の件の時のやり取りか?

ご褒美ってのは、多分あの時頭ナデナデしてたから、ソレの事かな?

……でも、そんな言い方してると、またあの発情ドラゴンが勘違いして……。


「『彼女より先に』ですって!と言う事は、早朝から、しかも耳元で愛を囁かれながら、ですって!!羨まし過ぎます!!!」


……ほーら、まーた変な方向に勘違いしちゃったよ……。

てか、全員『間違った事』は言っていないけど、『正確な事』も言っていないよね?

言い方が悪すぎると、お兄さん思うのだけど?

それに、三人の言っている事を統合しようとすると、矛盾してくるところが有ると思うのだが?

しかも、少し考えればわかる程度には簡単なのだが……。





「わ、私の旦那様に悪い虫が……。

これは!強制的にでも!虫を排除して!旦那様との愛の巣へと、愛の逃避行を慣行しなくては!!!

待っていて下さい旦那様!今、貴方の妻である私が!その毒虫共を叩き潰して!救い出して差し上げますからね!!」






どうやらこの人(?)、発情し過ぎて頭沸いてるらしいな……。

……てか、もはや突っ込み所が多すぎて、どこから突っ込んで良いのか分からん……。

虫て……。

毒虫て……。

妻ってまだ俺独身なんだけど……。

結婚した覚えなんか()えよ……。

逃避行て……。しかも『強制的』にて……。

拉致・監禁確定かよ……。

しかも、一連の挑発のせいで、完全に戦闘体勢に入ってんぞ、アレ……。


どうすんだよアレ、と言う意味も込めて三人の方を見る。

するとそこでは、してやったりと言う顔をしている二人(シルフィにウカさん)と、良く分かってなさそうなガルムの姿があった。


「良し、作戦成功!」


「上手くいって~、良かったです~。」


……はい?どういう事?

誰か説明プリーズ。


「これで彼女は私達をようやく()と認識したわ。」


「これまでは~、最悪だと~戦闘にすらならずに~、ご主人様を拐われて~終了(ゲームセット)なんて事も~あり得ましたからね~。」


「でも、これで彼女の中での第一優先が、『貴方の確保』から、『私達の排除』に変更された。つまり、やっと『戦う』って選択肢が出てきてくれたって訳!」


成る程、それは然り。

ガルムも納得の表情を浮かべている。



「さて、みんな!後から割り込みかけて来た泥棒猫に、教えてあげなくちゃね!」



「そうですね~。(わたくし)達のジョン様を~横から拐って行こうとは~、万死に値します~!」



「さあ!殺ってやるであります!主殿の貞操は、自分達が守るであります!!」



と気合いを入れた状態で、こちらを向く二人(シルフィとウカさん)


「……ジョンさん。アイツに勝ったら、私達とも『契約』して貰えないかな?」


なんですと?


「実は~、ガルムさんから~『話せる程度』で色々と~お聞きしてまして~。」


……あの駄犬。

確かに、ガルムと『誓約』で情報封鎖をした時に、同じく『誓約』で話せなくなっている人間には、ある程度話してしまっても良い事にしてあったが、どこまで吐いたんだ?アイツ……。


「……ちなみに、どの辺まで聞いてるんで?」


「その~、女神様からのお願いだとかは~、聞いてますよ~?」


……ほとんど全部じゃあ無えか!

しかし、それを聞いたら上で、まだ俺に『契約』しろと言うとはこれいかに?


「……そこまで聞いているのなら、俺が向かう先は、必ず血濡れた荊の道になるのは分かっているよな?それでも、『契約』しろと言うのか?」


しかし、そこで思わぬ返事が返ってくる。




「「別に良いよ?だって人族嫌いだし!」」




……どんだけ人族にヘイト溜まってんだよ……。

即答したぞ、この二人。

……諦めて『契約』しちまうか。

まぁ、『契約』したからと言って、直ぐにはメリットもデメリットも無いのだけれど。



「……はぁー、分かった。二人と『契約』しよう。」



【個体名・シルフィとの主従契約が結ばれました】


【個体名・ウカとの従属契約が結ばれました】



……どうやら、双方向での了承があったお陰か、その場で『契約』が結ばれた様だ。

何故かウカさんは『主従契約』ではなく『従属契約』になってしまっているが、今はそんなことを気にしてはいられない。

が、戦闘になる前に、一つ言っておかなくてはならない事がある。



「とりあえず、最初の『オーダー』

【奴は出来るだけ殺さず無力化しろ】」



※ちなみに、この『オーダー』とは、『契約』関係にある相手に、ある程度の強制力で指示を出せる、と言う【契約】ギフトの能力である。強制力は関係によって変化する。



オーダーを受けた三人は、何故そんなことしなければならないのか?と非難を込めた視線をこちらに送ってくる。

……あの駄犬、ちゃんと話したのか?

もし、『話を聞いた』ってのがデマだったら、後で三人共にお話(お仕置き)だな。

まぁ、一応教えておくか。


「俺の目標の一つは知っているだろう?だから、アイツは生け捕りにして、『配下』に加える!こんなに強力そうで、一応理性のある奴は、次にいつ遭遇するか分からないからな。

まぁ、死にそうになったら、各員の命優先でね?」


別段、情にほだされた訳ではないと分かったからか、ほっとした表情を浮かべる三人。

まぁ、その前に、あの発情し過ぎて沸いている頭を、どうにか冷ましてやらねばならんのだけどね。


そんな訳で、改めてドラゴンへと向き直り、戦闘体勢に移りながら宣言する。




「さあ、戦闘開始だ!」





******





さて、戦闘開始と宣言したものの、どう攻めたモノかと思案する。

まぁ、一番最初にする事は決まっているのだけど。


「とりあえず、『鑑定』!」



エンシェント・ドラゴン 脅威度・SS+

ドラゴンの中でも上位に位置する種族

息吹ブレスや強力な魔法だけでなく、近接戦闘の能力も脅威的

弱点は首元にある逆鱗

人化可能




……oh……。

SSランク、しかも上位の存在か……。

何でそんなのに、ここまで熱烈に求婚されてんだか……。


とりあえず、ヘルプさんや、この弱点の逆鱗って具体的にどんなのなんだい?


解・あのドラゴンの首元、人で言うところの『喉仏』に相当する所に、流れに逆らう形で生えている鱗が有るのですが、分かりますか?


ちょい待ち……ああ、アレか?


解・ええ、ソレです。

ドラゴンは、アレの裏側に神経が集中しているらしく、そこに攻撃が加わると、どんな状態異常にかかっていても、一瞬で正気に戻るらしいですよ?


え~、本当に?


解・らしいです。


フム?だとするなら、その逆鱗をぶん殴るなりしてやれば、正気に戻る……か?

まぁ、今のところ、ソレ以外に作戦なぞ有りはしないのだから、やるだけやってみるかね。


全員に『意志疎通』スキルで狙いは逆鱗だと伝え、思い付いた作戦も同時に伝達し、実際に切り結ぶ為に前へと出て距離を詰める。


隣を並走するのは、俺と同じく前衛を勤めるガルム。まぁ、こいつの場合は、他のポジションは相性的に任せ辛い、ってのが本音ではあるのだけれど。


俺達前衛の後ろには、中衛としてウカさんに入ってもらっている。オールラウンダーである彼女には、俺達がやばくなった時には、助けに入ってもらえるようにこのポジションをお願いした。


最後尾には、後衛としてシルフィ。

もちろん、役目は砲台だ。

俺達が、敵の体勢を崩したところに最大火力を叩き込んで貰う手筈になっている。

……まぁ、今回は生け捕りが目標なので、半ば(デコイ)役になってしまうが……。



俺達が距離を詰めてきた事で、反射的に息吹(ブレス)を吐こうとしたドラゴンだったが、緊急停止させて、尻尾による凪ぎ払いに移行した。

まぁ、撃てないわな。

何せ先頭は俺だもの。

下手に放てば、俺に直撃する事になるからな。

この場における『最重要人物』であるはずの俺が、直接最前線に出てくる事で、最大の強味であるはずの、高火力の息吹(ブレス)や、魔法の範囲攻撃も、俺を巻き込みかねない為に使用出来ないし、使用させない。


凪ぎ払われて来た尻尾を、闇魔法で剣を作る応用で製作した楯で受ける。

いつもの『やってみたら意外と出来た』のパターンだ。

闇魔法剣と同じく、手に持たなくても勝手に浮いているので、ハンドフリーで意外と使いやすい。しかも、強度は折り紙つきの耐久性EXだ。

ただの尻尾の凪ぎ払い、しかも、俺に当たるからと弱めに調整された一撃など余裕で耐えられる。


俺が、闇魔法楯で尻尾を止めている隙に、並走していたガルムが、尻尾を足場にして、ドラゴンの身体をかけ上る!

目指すは逆鱗。


が、相手もそれは読んでいたようで、身体のひねりで振り払われてしまう。

そして、未だに空中にいるガルムへと、ドラゴンからの追撃が迫る!


俺は、楯で攻撃を受け止めた時に、尻尾で『優しく』捕まってしまっているから助けに入る事が出来ない!


ガルムへと、追撃の爪による一撃が繰り出されるが、直撃はせず、近くを通り抜けるだけだった。

おそらく、ウカさんの幻影魔法による援護だろう。ナイスだ。


幻影によって目算を誤り、空振りした事によって体勢を崩したドラゴンに、シルフィによる風属性の上級魔法が叩き込まれる。


「食らいなさい!『ダウン・バースト』!」


すると、周囲が突然ひんやりとし始め、上空で雲が渦巻き始める。

沸いている頭でも、これは不味いと判断したのか、ドラゴンは逃れようとするが、尻尾から抜け出した俺からの砲撃(闇魔法剣)で足止めされて、逃げることが出来ない!


そして、突如として、ドラゴンの頭上から、極寒の冷気が襲いかかる!


そう、シルフィは、大気圏ギリギリの所から、極度に冷却された大気を引っ張り込んで、ドラゴンにぶつけたのだ!

まぁ、科学やらの知識がある転生者ならではの魔法ではあるのだけど。


直撃した直後は暫く暴れていたドラゴンだったが、少しすると、鱗が凍ったらしく、徐々に暴れなくなり、シルフィが魔法を解除する頃には、完全に動かなくなっていた。


まぁ、意識はまだ有るらしく、時折羽やら指やらが動いているが、ここまでガチガチに固めらては、動きようがあるまい。

なので、動かないうちに、逆鱗をぶん殴ってしまうとするか。

問題が有るとすれば、立ったまま固まっている事だが、それは、ガルムとの協力でどうにかなるだろ。


「てな訳で、ガルム頼んだ!」


「了解であります!いつでもどうぞ!!」


ドラゴンの手前でこちらを向き、手を組んで構えるガルム。そこへと駆け出す俺。

十分に加速してから、ガルムの元へと突っ込む。

そして、ガルムに寄って組まれた手を足場として引っ掛け、跳躍するタイミングでガルムにも投げ上げて貰う。


よし!もう少しで届く!


そう思った瞬間だった。

それまで、凍りつき、動けなくなっているとばかり思っていたドラゴンが




全身の氷を砕き、俺を空中で抱擁(ハグ)せんと、両手を差し伸べて来たのは!




こいつ、動けなくなった振りをしてやがったのか!


しかし、状況があまりよろしくない。

俺は未だに空中なので、移動も回避も無理。

仲間は離れすぎてしまっているし、近くに居たとしても、おそらく対抗手段が無い。

このまま捕まれば、おそらく、飛ばれてかの『愛の巣』とやらに拉致・監禁待ったなしカクテイだろうな……。


ならば、仕方あるまい。

ここは、かの技を試すしか無い!


そう、それは、この世界でスケルトンの身体になり、動いている理屈を聞いた時から出来るのではないかと期待していた技!

今こそ、それを試す時!!


俺は、左右から迫る手を横目に



右腕を真っ直ぐ逆鱗へと向け



左腕は右肩へと添え



板金鎧の留め具を右肘の所で外し



同じく、右肘の所に魔力を思い切り集中させる。


そして、最大まで魔力をチャージしたタイミングで、その技名を叫ぶ!!!




「食らえ!必殺!!『ロケットパーンチ』!!!」




すると、極限まで魔力をチャージされた右腕は肘の部分から、凄まじいスピードで飛び出し、こちらを捕まえる事に集中していたドラゴンの逆鱗を、その勢いのままに撃ち抜く!!!


最大の急所に大ダメージを負ったドラゴンは絶叫と共に気絶した。




よし!勝ったぞ!!

ここ数回は実験的に文字数を増やして投稿していましたが、それでも大丈夫そうなので、これまでの3000字前後から、最近の5000字前後にして行こうと思っています。

今暫くお付き合いいただけると有難いです。m(__)m

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新作始めてみました クラス丸ごと異世界転移~無人島から始まる異世界冒険譚~ 宜しければ、こちらもお願いしますm(__)m
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