趣味全開
唐突に書いた
俺悪くない
ケモ耳を求めて
諸君、私はケモ耳が大好きだ、どんな耳でもだ。カチューシャでも好きだ
ウサギ、トラ、ネコ、イヌ、クマ、まだまだある。そしてそのすべてが好きだ。
その心情を持つ少年は、今トラックに轢かれそうになっていた猫を助けて、、この世を去った。
「う・・・ん・・?」
気付いた時には、私は、ピンク色で固められた、部屋にいた。ピンクというよりファンシーな感じの部屋だ。
周りを見てみると、クマやライオンなどのぬいぐるみが多数置いてある。
自分はその部屋の床に寝転んでいた。
とりあえず起きてみた、なんだろうという、単なる好奇心だが、女の子の部屋に入ったこともなかった、私は動揺を隠せなかった。
「ああ、ようやく起きたか」
後ろから声がしたから、振り向いてみると、いたのは、釣り目、青い長髪のポニテ、の美少女がいた。なんで鎧をつけているんだろう?
「ああ、申し訳ない、えっとここどこですか?」
「ほう落ち着いているな」
「しょうがなくも思っているので」
「なるほど」
少女はまぁ座れとその場に座るよう促しながら床に座った。少年もそれに追づいして座った。
座ったら、彼女はこちらをじーっと見つめ、観察していた。
「落ち着いてください」
そう言われ、深呼吸をする。
その女性は、俺が落ち着いてくるのを見て、話を切り出した。
「あなたも獣耳、好きですよね!」
「大好きです‼」
脊髄反射で答えていた。というか も?
「ふふっ、よかった同士よ」
この人も獣耳が好きらしい、とりあえず源寿をどうにかしようと質問してみた。
「えーっと、ここはどこでしょう?あなたは誰?」
「それじゃあ記憶喪失みたいだけど、ここは私の空間で、私は世界の管理人といったところだ」
「つまり、1つの世界の神様ってところですか」
「ああ、そうだ」
「言いえて妙な話ですが、まぁ承知して、私がここにいる理由は?」
「君を私が連れてきた、私の世界に君を転生させたくてな」
「いわゆる転生ものですね、はい、そのあなたが管理している世界ってどんな世界なんでしょう?」
「世界の名前は、ローロール、君がよく読むファンタジーな世界で剣や魔法の世界だ」
「もちろん獣人は?」ニヤ
「いる」ニヤ
つい頬が緩んでしまう
「私がこの世界の管理者になった時に作ったからな、もちろん多種多様な種族が生きているぞ。君はファンタジー全般(獣耳寄り)の種族が好きなはずだから、とても喜んでくれると思う」
「まず一言、ナイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッス、そしてそこに俺を転生させてくれるのか‼」
「ああ」
「ありがとおおおおおお、・・・・だが俺を呼んだ理由が分からん」
「無論、君を呼んだのは理由はいくつかある、まず、その世界のマナの補充だ」
「簡単に言って、魔法の元が足りなくなって、俺と一緒に送ろうってわけかな?」
「話が早くて助かる、私ができることが少ないからな」
「よっし、じゃあそこに行くためにいろいろ質問してもいいか?」(神様って考えてること分んのかな?)
「ああ」(わかるぞ)
「俺このまま向こう行くと確実に死ぬ」(まじか、・・・猫耳触らしてください)
「もちろんその辺はこっちから配慮するよ、具体的には、ユニーク1つと身体+魔力強化+翻訳(言語+読文)と魔法3つくらいは付けれる。あとよくあるアイテムボックスはこっちではストレージボックスと言って、人なら全員持っている者だからつけとくな」(向こうではいろんな猫耳がいて、いっぱい触れるだろうから)
「ステータスなんかはあるのか?できたら鑑定のようなものをつけてください、向こう行っていきなり毒食って死んじゃう」(あなたのは触れないでしょう)
「死なないようなものを何個かつけてあげるよ、行く気満々でうれしいよ」(ダメ)
「ケモ耳命」(お願いしますorz)
「同士よ」(・・・・説明やら終わったら少しだけ触らしてあげるから)
「でも、どうして俺なんかにこんなにしてくれるんだ?」(べネ)
「・・・・君は死んだときのことは、覚えているかい?」
「うん、覚えてるな」
「君が救った、猫いただろう、あれ私」
「・・・・ウェイ?」
驚きで変な声を出してしまった。え、あの猫助かったのか、よかった。って今はそれじゃなくて
「なんであんなところにいたんだ?」
「まぁ、1つずつ説明していくと、文化があそこが一番いいから」
「おい」
立ち上がって、拳を振りかぶって―
「ちょちょちょ違う違う、それはあくまで休憩の時だけで、今回は違う」
「じゃあ、今回はなんだったんだ?」
この拳をどこに収めよう
「今回は、あそこの管理者に頼まれて、地球の環境の調査に行ってたんだ、拳は収めてくれ」
座って、また話す姿勢に戻す
「猫になって?」
「猫にしかなれないからね、まぁそれでも、いろいろ回れるから、それで、その帰りに車道に出たら、地球の管理者が、寝ぼけて、「帰還」を発動させてくれてね」
「その、帰還は一瞬で戻れないのか?」
「10秒ほどかかる、しかも移動できない」
「その管理者は?」
「ボコッといた」
b
d
「で、あそこで困っているときに、君が飛び込んできてくれたから、私は助かったということだ、いわゆる、命の恩人というやつだな、こっちに帰った後、君の過去を見て、魂を持ってきて、今に至るというわけだ」
「あの猫をほっとけなかったんで」
「君の過去を見て、同士とすぐに分かったよ、実家に犬が7匹、猫12匹いて、自宅に多種多様な動物が20種くらいいて計100超える動物を飼っているというのは驚いたぞ」
「ケモ耳は?」
「人生」
がしっっと握手を交わしていた。すぐにぱっと離して。
「っとと、そろそろ君の魔法やユニークを決めないとね、ずっとここにいると、何があるかわからないし、あ、あと君の過去の経験から得られそうなスキルはあらかじめつけとくからな」
「ありがとうございます」(尻尾も触りたい)
「じゃあまず、魔法を決めよう、3つまでなら付けれるから」(そっちはほんとにダメ)
「じゃあ、原始魔法と――」(かくなる上は・・・)
「いきなり6属性の魔法をいわれた、私なにもまだ種類の説明してないのに・・・」(何をする気だろう・・・)
「やっぱりか、いろいろあっちで読んできてよかったよ」(耳を触るときに一緒に・・・)
「君はファンタジー系の本とかいろいろ読んでいたしな」(尻尾を触るのはほんとにだめです、やったら、ひっかきます)
「じゃあ次は、生活魔法で」(・・・そのくらいなら抱きしめながらやれば大丈夫だな)
「便利なものを選びますねぇ。あ、ヘルプ付けとくな」(それつけるんでやめてください)
「う~ん、あとは、次元魔法で」(う~ん)
「勇者とかにあっても勝てそうですね・・・」(召喚魔法つけますからそれで許して)
「魔術は、それらでお願いします」(わかったよ、なでなでで我慢する)
「ユニークはどんなのにするんだ?」(セーフセーフまだセーフ)
「ん、それは決めてあるけど、なさそうだから後で作ってください」
「了解した、では次だ、向こうでのスキルの上げ方を教えておくな、スキルは、自らの経験したものが発現する形で現れる、そして、その時はLVは0だ、そののち、LVUPごとにスキルポイントが10はいる形になっていて、それを使って、あげるんだ、君に渡す魔法も元は0だから、そこはBP分で取得してもいいよ」
「了解した、ん、そういえば、転生する場所ってどこ?」
「森の中だな、歩いて、2日くらいのところに町があるぞ」(そういえば、職を決めてなかったね)
「持ち物は、何が入ってるんだ?」(では、テイマーで)
「ナイフ1本、向こうのお金と向こうの服1着とギルカード+ステカードだ、それ以外は向こうで調達か何かをしてくれ」(そうしとくよ~)
「向こうのお金って単位は?」
「G」
「1G何円?」
「1G100円くらいだと考えていい、まだ質問あるか?」
「ううん、ないよありがとう」
「こちらが助けてもらったのだから、こちらのほうがそれを言わねばならんのに、こちらこそ、ありがとう だ。では、そろそろかながんb「ガシッ」ん?」
ここで締めようと、立ち上がり扉のほうへ向かう、神様の肩を後ろから抑えた。
「まだ耳をなでてないからまだね」
「忘れてなかったか、」
「もちろん、プロですから」
「何の!?」
「いただきまーっす」
「耳は食べ物じゃにゃーーーーーーーーーー‼」
そのまま、片手で身動きを取られないように抑えながら、逆の手で耳を触る、最初は撫でるように耳と耳の間を柔らかくなでる。その後少しずつ耳の周りをなでながら、全体をなでまわしていく、撫でている耳と反対の耳を軽くはむ。痛くしないよう、甘噛みをしながら、耳を楽しんでいく。
「ダッメッ、やぁ、あっ、うぅうぅぅ、んっ、ふぁ、あっ‼」
やたら甘い喘ぎ声をあげていたが、気にせず続行する。
~数分後~
神様は荒い息をしながらこちらを軽くにらんでいる、尻尾がくねくねしていて可愛い。
「いい耳をありがとう、とてもいい」
「そ、そう、よ、かった、わ」
息も絶え絶えである。そばにあったぬいぐるみを抱きしめて、息を整えながら、自分を落ち着かせていた。
「行く前に名前を聞いていいかい?」
「ニャルラトホテップだ」
「ん?クトゥルフ神話の?」
「そうだ、あれは私のねぇさんと私がごっちゃになったものだがな、私はいろいろな猫になれるからだ、ちなみにクトゥルフは狼の神だ、私は猫の神」
「え~、ダゴンは?」
「亀」
「クトゥグア」
「犬」
「ハスター」
「たぬき」
「・・・」
「なんか納得したようなしてないような、いぶかしげな顔されても真実だぞ」
ええー、だってよくあるのはグロかったり、異形な形をしているイメージが先行しすぎていて、そう頭で「はいそうですか」などと行くわけがなく。固定概念を少しばかり捨てきれない。
「たぶん君が考えているのは、私の親戚たちだから」
こんなのがいっぱいいてたまるか
「ソウデスカ」
「っと、そろそろ時間だ、君のことは上から見守らせてもらうよ」
「あ、はい、ありがとうございました」
「どういたしまして、いってらっしゃい」
「いってk―――」
そう、神様が降る手を見ながら、俺は意識を手放した。
目を開けた、森の中にいた、いっていた通りだ。木が生い茂り、薄く木洩れ日が照らされている、風がなびき、葉が揺れる。その音を聞きながら、意識を覚醒させていく。
まだ少し、呆けている。左手に触れる違和感を追い、目を向ける。そこには、縄で封をされた、布の袋があった。たぶんここに、さっき言っていた、道具が入っているんだろう、中を開けてみて中身を物色してみた。
ナイフ1本
金貨20枚
服2着
マント1つ
ロープ(100mほど)
マッチ(中身1本・・・)
小さいナイフ
PA○UMO?
ス○ホ?
が入っていた、だが、このPASU○O?みたいなやつとス○ホ?みたいなやつはなんだろうと思い、見ていると
_______
ギルカード
0G
___________
「うおっ!?」
目の前に、漫画のセリフのような吹き出しが出てきた。いきなりのことだったので、思わず声を出してしまった。落ち着いて考えてみるとこれが、よくある、鑑定がこれなのだろう、たぶん注意して見たり、凝視してものを見ると鑑定が発動するのだろう。よく本の中だと、声に出したり、頭の中で考えたりすると、できるのだがどうだろう。
結果、全部出来た。簡単にこっちのができるが、こっちは、目で見ているものすべてを鑑定してしまって、情報量がやばい、てか吹き出しが多すぎて、前が見えん。1番最初のが無難か?と思ったが、意識しながら、使っていると、吹き出しが少なくなった。
このギルカードとはさっき言っていた、PA○SUMOのようなものがこれだ。
裏に丸と六角で構成された、魔法陣のようなものが書かれており、表のほうは、貯金箱のお金を入れる部分みたいな黒い棒線が描かれている。さっき鑑定で調べてみたことから、これはたぶん貯金箱のようなものなのかもしれない、貯金箱というより、カードのようなものかな?、じゃあ、この黒い部分は、お金を入れるのか?と考え、さっきの袋から、金貨を一枚取り出して、入れようとしてみたら、ふっと消えた。改めて鑑定すると、
______
ギルカード
10000G
____________
うん、ちゃんと入れられた。でもこれって、あっちみたいに使えないよね。
ってことは、これは財布か。
もう一つ謎物体がある。これも見てみよう、ス○ホのようなものを持って、鑑定をやった。
________
ステータスカード
________
これは、こっちの世界の、身分証のようなものだろうと考えたが、使い方が分からん。
・・・そういえばもらったスキルの中に「ヘルプ」ってあったな、そっちもどう使うんだよ、ちくせう。とりあえず声に出してみた。
「ヘルプ」
そう唱えた時に、頭の中に、いつも使っていたケータイの着信音がなった。いつものくせで「はいもしもし」
答えたら、
「おーおーそっちはどうだい」
「え”っ!?」
出た相手は、さっきの神様だった。
「まぁ簡単に言うと、ヘルプってのは、神様コールってとこだが、1日に1回だけだがな、で聞きたいことはなんだい?」
「さっき口調が違うような気がするんですが・・・」
「気にすんな」
気になるわ。
このヘルプは、いまは頭の中に通信の電話がつけられていて、通信しているような感覚である。
「ステータスカードなんですが、これの使い方が分からないんですよ」
「それは、真ん中ンとこを指で触れて、登録してくれ、」
言われた通り、カードの真ん中に指をタッチしてみたら、よくゲームなんかで見る、ステータスなんかが表れた。
「ああ、ちゃんと出てきました」
「そこからいろいろできるからな、使い方はゲームの選択みたいに使え」
「分かりました」
最初にBPが あるのでそれを使ってとるらしい。
まぁ、いろんなスキルがある、てか多すぎる。
「下のほうに、くだらないスキルがあるんですが・・・」
「ん、ああこれか、これはなw「何しているんです?ねぇさん#」」
なんか声の後ろのほうからもおんなじ声が聞こえる。ってか“ねぇさん”
「ままままままてニャル、私はただなっていたこれ取っただけだ」
「ほうそうですか、じゃあカケル殿についているスキルの説明を求めたいですねぇ#」
「そそそそそそそれは」
「それは#」
「面白そうだったから♡」
ガッ
「辞世の句は読めました?##」
「はははは話し合おう、暴力いくない、てかいたたたたたたたたた、やめアイアンのまま持ち上げないで、いたいいたいいたい」
「ほう、では、どういたしましょう」
「おーい、えーっと今どっちがヘルプ出てるー?」
「ああ、すいませんカケル殿、少々お待ちをこっちを食べる(しょり)するので、」
「処理って、;」
「あっちょあんさん、助けてくだしいたたたたたたた」
「まだまだ、大丈夫そうなので、もっと力込めますねぇ」メキメキメキ
なんか、おそらくつかんでいるであろう、頭から聞こえてはいけない音が聞こえている。
「おーい、生きてるかー」
「はう、ちゅ-ちゅ-ちゅ-」
「ん?」
「ちぃ、体を変えて、逃げやがった、次見つけたときにでも、やっておくか」
「解決したかい?」
「はい、今は」
あーこっちだ、最初の神様は。
「これ(カード)のこと聞いていい、少し、おねぇさんに聞いたけど」
「なっ!、ということは、もうステータスの説明をされてしまったか?」
「スキルの取り方は聞いたけど、能力やらは聞いてないよ」
「そうか、あれにはあとで言っておく、それじゃあ説明していく、」
「まず、スキルには、ユニーク、パッシブ、アクティブの3つがある。
ユニークは、生まれた時に持っている能力で後付などは無理だ
パッシブ、ずっと発動していてLVがある、これをあげるのは、地道な訓練や鍛錬でしか上がらん
アクティブは、そのスキル名を言えば、そのスキルが発動する。
というものだ
「次に称号だな、これは持っているだけで、その力を得ることができるし、ON、OFFが自分で、ステータスカードで設定できるぞ。いろいろあるから、そろえてみるというのもいいかもな
「魔法はよくある感じだが、LVがある、すべてのものに関してだが、スキルなどのLVは最大は5だから。使うものほど、LVが上がりやすいぞ
「技能は、技術に等しく、こちらも5が最大だ、高いほどその技術に精通しているというものだ
「最後にステータスだがこれはF,E,D,C,B,A、S,SS,SSSといった具合でその高さによって、変わっていく、
「このくらいかな、また聞きたくなったら、ヘルプを使うといい
「だが、人前でないほうがたぶんいいがな
「なぜって、そりゃあ、君にしかこの声は聞こえてないんだから、独り言だと思われてしまうからな
「それではまた、
そういった後、ガチャンと音と共に聞こえなくなってしまった。お礼言ってないのに・・・
次にヘルプを使う時にしようと考え、まだ動いていなかったこの場所から、人に会えそうな場所へ向かうのだった
~数時間後~
「ここは、どこだ?」
道が見えず迷っていて、ずいぶんと森の奥のほうに来てしまっていた。
いつも目的地に行こうとすると、毎回道を間違えていて、一度着た場所も3回は来ないと道を覚えられないことがあったが、異世界でもなるとは・・・まぁこうしていてもしょうがない、周りは森だらけだが、川でも見つかればその下流に町でもあるだろうと思い、耳を澄まして、周りの音を聞いてみた。
サラサラ
ヒュウヒュウ
トコトコ
うん、ありそうな感じの音がするッ‼っと、トコトコってなんだ?
川よりもそっちのほうが気になってしまいそっちのほうに行ってみた。行ってみると、キノコや木の実を取っている、見た目犬だが、二足歩行の生物がいた。とりあえず頭の中で、「鑑定」と唱えてそれを見た。
ニオコボルト 2LV
コボルトの亜種で滅多に人前に出ない。仲間のコボルトから、嫌われている。
普通のコボルトとは違い、攻撃的ではなく、人共語を理解している。手先が器用な変わり、死にやすく、力もない。
まず一つ分かったことは、鑑定をしても、現段階では、人のステータスは見れないのか。もともとそういうものなのかはわからないが、これから検証していこう。
そしてもう一つ、あの子仲間にしよう、旅でのおともに連れていこう。そう考えた瞬間にすでに行動を起こしていた。
いきなりコボルトの後ろに飛び出していって、後ろから抱き着いていた。
「へっ? へえぇぇぇっぇぇぇぇぇっぇぇぇ!???」
何やら驚きすぎて変な声を出していたが、そんなもん聞いちゃいない、コボルトを持ちあげて、モフモフする。
「あ~、い~き~か~え~る~」
「ええええええええええええ!???」
コボルトは腕の中から必死に逃げようとじたばたするが抜け出せずにいた。
「にげるなよぉ」
「やめてください、私食べてもおいしくないですー」
「オレサマオマエマルカジリ」
「おいしくないです、骨しかないですぅぅぅぅ」
「ダイジョウブオレサマホネダイコウブツ」
「ひええええええええええぇぇぇぇえぇぇ」
~数分後~
さっきとほとんど態勢は変わってないが、座って、膝の上にコボルトを載せて抱っこしている。コボルトのほうは落ち着かないようだが・・・
ソワソワ、ソワソワ
「落ち着け」
ビクッ
「・・・んー落ち着く」
いつもブラッシングされてないのか、毛がごわごわしているが、これは今度やろうと思い、今はこれで心を癒していた。
「はーやっと心が休まる」
「(何何でしょうこの人は)」
「ああ、すまん、目の前に心休まるものがいたから、躊躇なんてなかった」
「そ、そうですか・・」
「うん見た瞬間、おともにしようと考えた」
「おとも?」
「仲間にして、ついてきてほしい」
「仲間!?」
「うん」
えええええみたいな顔が先ほどから何回もあるが、今の話を聞くと、終わったという感じの顔になってしまった。というより顔で気持ちがばれやすいなこの子。
「ん、どうしたんだ?」
「食べないですください、私まだ生きたいですううぅうぅぅ」
「食べないよ、癒しを連れていきたいだけ」
じゃあさっきのはなんなんだという顔になったが、無視する。
「名前も知らない人に言うことではないですが、私は普通とは違うんですが」
「知ってる」
「知っててなんで私を連れていきたいんですか?」
理由は一つに決まっている。
「モフリたいから」
「ええ~~~~私変なんですが」
「変じゃないと思うが」
「変ですよ‼私普通のコボルトとは全然違いますもん!」
「他の知らんからなぁ」
「あなたはいったい何なんですか?」
軽くあきれ顔になっているが、うれしい表情も交じっているように感じた。
「俺ね、俺はここに飛ばされてきたから、よくわからん、もともといた場所もそんなに平和じゃなかったけど、コボルト見かけなかったから」
嘘は言ってない断じて
「この辺の知識もないし途方に暮れていたところに、君がいたからね、歯止め利かんかった、仲間にしたいし、この辺の場所聞きたいしでいろいろが重なってさっきのになったからな」
「はぁ、なんかとんでもないですね」
「うんだからこの辺のこと教えて、そして仲間になって」
「いいですけど、どうせ私行くところないですし」
「いよっっっっしゃぁぁぁぁぁぁぁ‼」
「う、うるさいですよいきなり」
「だって落ち着いていられるかよ、いきなり仲間ができてそれが癒し(モフモフ)なっていったら、こうなるわ!」
「そ、そうなんですか」
ガサガサ
この二人の会話を打ち破ったのは、そんな物音だった。
「「‼」」
そちらに注意を向けてみると、のっしのっしと近づいてくる音が聞こえる。それは何か、そう思った瞬間それは姿を現す。
大きな角があり、それは禍々しく、捻じれていて、ところどころに血の付いている二本の角。
鉄なら軽く貫くぐらいの牙は、獲物を探し求め、こちらに向いている。
その角と牙を持ちし、猪は、すでにこちらに狙いを定め動き出している。
「⁉二本角、やばい」
こっちに来て初めて会った、敵と呼ばれるものを見たが、不思議と恐怖はなく、逆に、退屈だった日々とは違うということを実感させてくれている安心感と動かしたくても動かせなかった体を動かせるという闘争心が彼の心の中に渦巻いている。
「早く逃げましょう、早く」
コボルトの声が聞こえず、体はゆっくりと臨戦態勢を整えていた。
「やっとだ、やっと全部動かせる」
「⁉」
ホウっとさっきが立ち込めていて、コボルトが動けなくなってしまうほどの殺気、狂気がこの空間を包み込む、それは二本角からも発せられていて
少し焦ったように、コボルトは言った、ん?あっ、俺この子の名前知らん
「そういえば、お前さんは名前はあるか?」
「ありますよ、そりゃ‼」
「ああ、よかった、なかったら、俺の乏しいネーミングセンスか、直感に頼ったネームになるところだった」
「何ですかそのとても不穏なものは・・・」
「いや、ほんとに、仲間に名前つけて、毎回自分が付けた名前を言わないとならないと思うとそれだけで会ってよかったと思える、で名前教えてくれ」
「クルトンです」
「(何で、贖罪何だろう、まぁいいや)そうか、よろしくな、クルトン」
「はい」
「それじゃあ行こうか」
「いやいやいや待って待って待って、まだあなたの名前聞いてないですよ、何でこっちだけ自己紹介してるんですか!」
「ちっ、気付かれたか、そうだな、じゃあ、何がいいかな」
「最初っから、偽名を言うことあったら、今すぐ逃げますね」
「勝羽 弘だ」
「えーっと、カツバネさんですか」
「ああ、もしかして、こっちでは、名前が最初か、じゃあ、ヒロ・カツバネだ」
「ヒロさんですね、これからよろしくお願いします」
「ああ、よろしく、今頃思ったんだが、お前さんはその状態のまま、町って入れるのか?」
「無理です」(きっぱり)
返答早いな、というよりそうなのかこんなにかわいい子が入れないのかじゃあどうすればいいかは町の守衛でもいれば聞けばいいだろう。とりあえずこの場所から動いて、町のほうに行こう。
「おし、クルトン、ここから町はどっちだ」
「はえ?」
「え?」
二人はこの2時間後にようやく道らしき道を見つけるのであった。
他のも書いてんのに何書いてんだろう
どうも遊人です
気軽に楽しんでくだせぇ
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