初めての外出
ジセンに外に出る時の付き添いを頼み、弟子のオロマはどうかと提案される。オロマは引きこもりで...尚且つショタコンの転生者...でした。
オロマ「ふーん。意外と早く達成できそうね!...そうだ!チュートリアル私が手伝うからさ...君のその体を隅から隅まで見せてよ!!!」
ティオール「...いや、あの無理ですね...」
オロマ「え〜、じゃあ一緒にお風呂でも...それならお互いWin-Winじゃない?今の私正直可愛いと思うんだけど?」
ティオール「...いや、間違っては無い...な。(くっそ、間違っていないからこそ滅茶苦茶迷う。確かにこのビジュはとてつもなく良い。まだ8歳で体は未発達だが、この世界では浮きそうな黒髪黒目。うん。可愛い。)」
オロマ「それで...どうする?」
そう言いながらオロマはティオールに近づく
ティオール「...お願いします。」
そういうとオロマは小さくガッツポーズし小声で...
オロマ「よっしゃ〜!ショタとの風呂じゃあ〜〜〜!!!!!!」
...いや、クソでかい声で叫んでいた。
ティオール「そ・の・代・わ・り!、忘れないでもらいたいんですけど、ちゃんと手伝ってくださいよ!」
オロマ「ええ、勿論。これでも私前世は27のお姉さんだったんだから!」
ティオール「精神年齢は3...」
オロマ「それ以上の発言は許しません。私は今8歳です。」
ティオール「はい。」
そして玄関へと移動して外へ出ると、ジセンが隣の壁に座って寝ていた。
ティオール「ジセンさん?起きてますか〜?」
そう声をかけるが起きない
オロマ「あぁ、この人一回寝たら全然起きないからね。紙に状況でも書いてポッケに入れておきましょう。」
ティオール「んーと、説得に成功したので早速外に出てみますっと。」
そしてジセンさんのポッケに紙を入れようとすると、オロマに腕を掴まれる
オロマ「まだ書き足りないところがあるわ。」
ティオール「?どこですか?」
オロマ「私達の...将来について!!」
ティオール「は?んなわけないだろ!」
そう言ってティオールはオロマの頭をチョップしようとするが、それをオロマは回避して逃走する
ティオール「逃げるなー!」
そうして、逃げているオロマをティオールは追いかける
ジセン「んあ?なんかティオールの声が...気のせいか。まだ戻ってこねえなぁ...寝るか」
また、寝るのだった...
オロマ「早く追いついてみなー!」
ティオール「まぁーてぇー!(「身体強化!」...これだけだと追いつけないな。「ストロングウインド」を俺の後ろだけに!)」
オロマ「追いついてみ...」
そう言おうとオロマは後ろを向くと
オロマ「え?早くない!?うそうそ、本当に4歳!?」
ティオール「つーかーまーえーたー!」
そうしてティオールが腕に捕まると...
オロマ「...ふっふっふ。」
不敵な笑みを浮かべ始める
ティオール「な、なんだ!?」
そうティオールが思うといつの間にかオロマにお姫様抱っこのような形にされていた
オロマ「ひゃー!ショタ!ショタ!ショタ!。ショタを私が抱っこしちゃってるぅー!」
ティオール「精神年齢ほぼ二十歳だぞ!?本当にそれでいいのかよ!?」
オロマ「大人びたショタも私は対象内だからね!」
ティオール「もうなんでもありかよ...」
そう思っていると、急に走っているオロマが止まり、ティオールは降りる。
ティオール「ここはどこだ?」
オロマ「魔物が出やすい平原。ギルド登録はまだ出来ないし、パーティーも登録無しじゃ組めない。イベント?とやらも無理。6歳はあと2年。出来るのはモンスターを狩るしかないね。」
そうオロマが話していると炎を纏った犬型の魔物が現れる
オロマ「あれは、ただのフレイムドッグね。」
ティオール「どのくらいの強さなんですか?」
オロマ「あーっと...Dかな?」
ティオール「Dってどのくらいなんですか?」
オロマ「そんなに強くない。私でも勝てるわね。」
ティオール「なるほど...まあなら行けるか?」
フレイムドッグはティオールに噛みつきに来る
ティオール「「アイスシールド!」」
フレイムドッグの前に氷の壁を作ると、フレイムドッグが家にぶつかったのかドンッとぶつかった音がした
ティオール「(これで...!?)」
上からフレイムドッグが襲ってくる。
ティオール「(「身体強化」「タイフーン」)」
そう心の中でティオールは唱え後ろに下がりつつ、タイフーンでフレイムドッグを上まで飛ばす
アスタート「先程の回避によって、「気配察知」を解放可能になりました。」
ティオール「(気配察知か。少し欲しかったから嬉しいな...しかしどうやってフレイムドッグを倒そうか。炎攻撃は名前通り効かないだろうし...そういえば、母さんがやってた「氷木」だっけ?あれやってみたいなぁ...よし!やってみよう!)「氷木」」
そういうとフレイムドッグの真下に氷の木が生成され、そのまま氷木に落下。フレイムドッグの纏っていた炎は消え、腹に直撃していたため悶えていた。
ティオール「あとは...もう少し混合を試してみようかな。「混合:水・雷「水雷」」とかどうだ?」
と、手を向けながらイメージしてみる。すると、てから水が放出されフレイムドッグに当たった。瞬間、感電してフレイムドッグは息絶えた。
ティオール「おお〜、まじでイメージ通り。テンション上がるな〜」
オロマ「...な、なかなかすごい戦いぶりね...」
ティオール「(お?これはあれか?俺、なんかやっちゃいましたってやつ?)...ふふん、俺、なんかやっちゃいました?」
そういうとオロマは少し固まり、その後顔が緩む
オロマ「...ぷっ、あはははは。そうね。私にはあんなことは出来ないわ。やっちゃってるよ。」
そうオロマが言った後ティオールは後ろを向く
オロマ「おやおや?もしかして恥ずかしがっているのかしら?可愛いところもあるじゃないの。」
そう言いながら近づこうとしてくる
ティオール「やめろー!。俺は別に恥ずかしがってもねぇし、可愛くもな...(あ、いや確かにこの姿はなかなかに可愛いかも...)」
そう思っていると声が聞こえてくる。
?「ぐぁぁぁぁ」
??「だ、誰か助けてくれぇぇぇぇ!」
そう、平原近くの森から聞こえてくる
ティオール「...」
オロマ「...」
オロマ「ティオールちゃん、早く行くよ。」
ティオール「言われなくても。」
そうしてティオールとオロマは向かった。すると、そこに居たのは、男2人と女2人の...恐らくパーティー...と、雷を纏った...所謂「麒麟」と言うやつだ。
オロマ「まずいわ。あいつ「ネームド「雷皇」」の麒麟ね。」
ティオール「雷皇の麒麟?」
オロマ「ええ、ネームドは人間を200以上殺した魔物にしか付けられることの無い魔物。その中でもこの麒麟はXランクの冒険者、またはSS+が4人以上じゃないと討伐依頼も出来ないレベルの強さ。今までに何人のXランクとSS+以上の冒険者が挑戦して犠牲になったかってくらいのね...」
ティオール「...どのくらい凄いのか分からんな。...てか来るぞ!聞きたいことは戦闘をしながらだ!!」
オロマ「了解!あくまでも死なないことだけを考えること!いいね!」
ティオール「おっけ!」
麒麟はティオール達に向かって襲いに来るのだった。