境遇
世間一般的には、十分恵まれていると思う。
帰る家があって、リビングには家族がいる。
親父からのちょっとした躾なんて世の中沢山あるさ。
そう、あるんだよ。
国の象徴なんてものをくどくどくどくど引きずってるくせに、社会はちょっとの基準を決めてくれない
でも家族といるのは楽しい。
テーマパークに行けるは行けるし、
ゲームも買ってくれるし、
毎日三食食べれる。
高望みしちゃいけないのかな?
お父さんの嫌がることを全部把握して、お兄ちゃんの気分を様子見て、少しのミスもしちゃいけない。
『まだ子供なんだぞ!』
アニメの主人公が悪いやつに言ってた。それを見てお父さんは悪いやつなのかと少し気にかかった。
ぶたれた。そうだこの前言ってたことを聞いてみよう!
「僕だって好きでやってるわけじゃないんだよ。まだ子供なんだよ?もう少し優しくしてよ」
泣きながら、弱々しく自分の思いを打ち明けた。声が弱くても気持ちは何よりも強かった。
きっとお父さんもこれで―「だから?」
え?
「それは父さんにメリットがないだろう?お前が悪いんだよ【未設定】。【未設定】が父さんがイライラすることをやめてくれないからこんなことをしなきゃならい」
僕が 、 悪いの?
「殴る方だって拳と心が痛い。だから【未設定】、成長しような」
そうか意志なんて関係ない。
いつまでもいつまでも、僕はきっと大きな鳥かごの中で生き続けるんだ。
「よう【未設定】!」
「おはー」
彼は安達友治。高校でできた親友。
「友治、お前数学の課題やってきたか?」
「あっやっべぇ!忘れてた!あれだろハゲ塚の!」
「そうそう」
「やってねぇよ〜。頼む【未設定】!ノートうつさせて!」
「無理。俺もやってねぇし」
「ノーォォゥ!」
「一緒に赤信号渡ろうぜ親友!」
「うるせぇ!おれこんままだとダブっちまうよ〜!」
「まぁどうにかんだろ」
「なるかボケェ!」
「ハハッ」
楽しく学校生活をすごしている。
友人にも恵まれ、イジメになんてあってない。それでも俺は親父に囚われ続けている。いくら仲がいい友人ができても、どんな場所に行こうとも。
「心の底から笑えなかった」
「なに?呪じゅt「はいだまろーね」
まぁここまで来ると逆に吹っ切れてくるというか、最近はちょっと楽しい。
どうやって死のうか、それはもう楽しくすごしている。
それでも俺は死にたいけどね。
名前の【】はコードネームとかじゃなくてそういう表現なんで勘弁
ゆる〜くやるので書いていくので大目に見てください
やる気がある内は連投します
あと前の作品消したいんですけど、まずなろうって作品消せるんですか?
誰か助けて