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魔王とVR

魔央 「VRとはなんだ?」


勇 「ヴァーチャルリアリティのことか?」


魔央 「それだ!」


勇 「ゲームの中に入っていくことができるような奴かな。」


魔央 「なんと!」


勇 「こら、テレビ画面をペタペタ触るな。」


魔央 「ここから入るのではないのか?」


勇 「違うわ!ちょっとまってて、確かここら辺に・・・あったあった。」


魔央 「なんだ!それは!!」


勇 「VRのゲームだよ。今準備する。」


魔央 「なんと!できるのか!!ワクワク。おお、なんじゃそれは、魔術具か!?」


勇 「そんなもんかなぁ。ちょっと、一回やってもいいかな。異世界転生する前に買ったから動作法が思い出せない。」


魔央 「うむ。ほう、その目隠しのようなものをかぶるのじゃな。手に持っとるのは武器か?」


勇 (ブン。ブン。ヒョイ。)


魔央 「ぶははははは!!なんじゃその動きは!!」


勇 (ブン。ブン。ヒョイ。)


魔央 「ぎゃははははは!」


勇 (ブン。ブン。ヒョイ。)


魔央 「ひはっははっはははは!死ぬ!死ぬ!」


勇 「いや、なぜ笑う?」


魔央 「動きが無様なのじゃ!ぶはははは!今世では笑い殺す気か!!がはははははは!」


勇 「そんなエビぞりになって笑うほど無様かなあ。」


魔央 「いや、良かったぞ!もう一回じゃ!もう一回!!」


勇 「いや、おまえがやれよ。」


魔央 「わしにあの無様な踊りを舞えというのか。」


勇 「いや、VRだよ。ほれ、これ持って、これかけてみ。」


魔央 「ふむ・・・おう?これはすごいな。なんかこっちに飛んできたぞ!」


勇 「飛んでくる赤いのと青いのを両手の武器で切るんだ。障害物は避けてね。音楽に合わせると楽しいよ。」


魔央 「おおお!!」(ブン、ブン、ヒョイ)


勇 「くすっ。たしかに、動きがオモロイ。」


魔央 「おおお!危ない!ちょっ、速くなってきたのじゃ!」(ブン、ブン、ヒョイ)


勇 「ぶははは。」


魔央 「おおおお!とう!ああっ!ファイヤーボール!!」


勇 「アンチスペル!!いや、なんでファイヤーボール飛ばした!?」


魔央 「一個、届かなかったのじゃ。」


勇 「本当に飛んできてるわけじゃないから!ゲームだから!映像だから!アパート燃えちゃうからやめてね。」


魔央 「すまぬのじゃ。」


勇 「あと、この世界で魔法使うと命にかかわるんじゃなかったっけ?」


魔央 「そうじゃった。魔力くれい。このままだと死んでしまう。」


勇 「はいはい。」


魔央 「助かるのじゃ。」


勇 「ゲームなんだから、命削んなよ。」


魔央 「うむ。迷惑をかけるな。もっとやってよいか?」


勇 「17時までにはちゃんと帰ってね?」


魔央 「当然じゃ。怒られとうない。」(ブン、ブン、ヒョイ)


****


魔央 「おおお!サンダーボルト!!」


勇 「アンチスペル!!もうやめて!」


反省はしていない。



メイン作品の息抜きです。

シリーズ全編適当に流し読みください。

気が向いたときしか書きません。


お暇でしたら他作品もよろしくお願いいたします。


ミミ公

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