13 異形の巨人
多少文章のブレがございます。
現在、文章は試行錯誤中なので、すこし目をつぶっていただけると助かります。
たまに『魔力Lv1』と『認識LvΩ』を使って洞窟内の魔力の流動を確認する。
『魔力Lv1』は使うたびに消費してしまうので、できるだけ抑えて使用している。
そうやって魔力を見ながら数時間進んでいると、今までとは違って見える場所に出た。
周囲の岩が灰色のものから半透明なクリスタルへと変わっている。
青から淡い緑などの光を放つクリスタル。
その光が他のクリスタルへと反射し、周囲がオーロラに包まれているような幻想的な景色となっていた。
「魔力の調べるだけで、こうも違う場所に出られるとは……、正解だったな」
悠人はキョロキョロと辺りを見回す。
この場所はこれまでの場所よりも魔力が多い。
むせ返るようだ。
もしかして、ここが魔力を生産している場所なのだろうか。
悠人は魔力の流れに沿って歩く。
美しい場所だ。
悠人が感嘆とした心でいると、突然、ゾクリと背筋が凍る。
何かが、いる。
近くにはいない。
しかし、遠くにもいない。
なんだ、これは。
近くにいないのに感じる威圧感。
命を砕きそうな死の気配。
ここにいたらマズい。
悠人は踵を返して、ゆっくりとその場から立ち去った。
魔力が流れてくる場所は他にもある。
別の場所から辿っていけば良いではないか。
そうして悠人は別の魔力の流れを道しるべにしていたが、それもうまくはいかなかった。
全ての魔力の流れが、上流をその恐ろしい気配のいるところに持っていたのだ。
あの場所こそが魔力の源泉?
わからない。
わからない、が……確かめなければこの洞窟からは絶対に抜け出せない。
そんな予感がしていた。
なに、確かめるだけだ。
もしまずそうなら、どうにか別の方法を考えることにしよう。
悠人はそうして、どうにか心を静めると、ゆっくりとその気配がした場所に近づくことにした。
クリスタル犇めく洞窟。
その奥地。
妖しく煌めくクリスタルの内に、その影はあった。
その姿は、大人二人分もの背丈を持つ巨大な人のような肉体を持っていた。
しかし本来、人であれば存在するはずの頭は無く、首元は切断後の肉芽のようなものに覆われていた。
またその体は人を二人背中合わせに張り付けたように、四本の腕と四本の脚を持っていた。
その身体は太った人間をさらに水で膨れさせたようにぶよぶよしている。
血が抜けきったような白濁した体皮は全身を覆い、それはいたるところから濁りきった水蒸気を上げていた。
前と後ろ両方にある腹が二つに割れると、そこには大きな濡れた口が舌なめずりをしていた。
水を吸ってダルダルになった水死体のような白腕が、クリスタルを砕いてそれを口に運ぶ。
その異様な姿に、クリスタルの陰に隠れた悠人はごくりと唾を飲み込む。
さしずめ巨人ってところか……
それは悠人の視線の先で、くるりと体を動かす。
その体に目は無いはずにもかかわらず、悠人はそれに見つめられているような感覚に陥った。
ぞくりと背中が泡立つ。
一瞬で逃走を判断し、後ろへと動く。
しかしその瞬間、あり得ない速度でこちらへ接近した巨人の体が目の前に広がり、悠人の身体は激しい衝撃を感じたのだった。
現在の能力値
魔力:299
気力:843
霊力:1704
特異能力
セーブ&ロード
技
<石の一撃>
<巌の身体>
<外傷治癒>
魔視(『認識LvΩ』×1、『魔力Lv1』×1) NEW!
…魔力を見ることが出来る。
使用するごとに『魔力Lv1』×1を消費する。
気視(『認識LvΩ』×1、『気力Lv1』×1) NEW!
…気力を見ることが出来る。
使用するごとに『気力Lv1』×1を消費する。
霊視(『認識LvΩ』×1、『霊力Lv1』×1) NEW!
…霊力を見ることが出来る。
使用するごとに『霊力Lv1』×1を消費する。
保持している情報体
『放物線LvΩ』×1
『加速直線LvΩ』×3
『高速直線LvΩ』×1
『材質:石LvΩ』×2
『形状:ゴブリンもどきの牙LvΩ』×1
『肉体LvΩ』×1
『再生LvΩ』×1
『防護LvΩ』×1
『認識LvΩ』×1
『魔力Lv1』×327
『気力Lv1』×351
『霊力Lv1』×351
『燃焼Lv5』×1
『燃焼Lv3』×2
『燃焼Lv1』×15
『融解Lv8』×2
『巡回Lv10』×1
『浸透Lv10』×1
『変性Lv7』×1
『放出Lv7』×1
etc…
お読みくださりありがとうございます。
戦闘までいけませんでした……
次回、本格戦闘です。
また、主人公のステータスは場合によって一部変更するかもしれません。
あらかじめご了承ください。




