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天国から地獄へ
そこにはモンスターのような
いや、悪魔のような
女が居たのだ。
「初めまして、○○から移動してきました××です。
分からない事も多々あるかと思いますが、これからよろしくお願い致します」
私の挨拶にモンスターは
「はぁ。」
と一言呟いた。
この時、幸せの絶頂にいた私の頭はお花畑で
この女が如何に危険な人物かを察するアンテナを
完全に遮断してしまっていたのだ。
アルバイトを含め今まで経験してきた職場が
まるで天国だったかのように
私は一気に地獄に突き落とされるのだった。