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防御特化と燃える町。

それぞれが攻略を進めていく中、最初に『魔王の魔力』まで辿り着いたのはカスミが攻略していた四層エリアだった。

『魔王の魔力・Ⅲ』が報酬になったクエストが発生したとのメッセージが届き、【楓の木】の面々で予定を整えて決行日を決める。

そしてその当日。八人はギルドホームに集まって挑戦前の下準備を始める。


「四層エリアが一番乗りだったか。先を越されちまったな」


「私自身楽しく探索できていたからな。一日にこなしたクエストの数も多かったかもしれない」


「四層エリアはカスミで適任だったね。僕らよりも四層の頃の経験を活かせる部分も多いだろうし」


「一応情報はもう出ているのよね?」


「ああ。流石に基本はクエスト達成で進んでいく方式なだけあって、大規模ギルドの速度には勝てないからな。しっかり活用するつもりだ」

ここで【楓の木】に黒星をつけたくはない。負けるわけにはいかないため、ネット上にある情報はきっちり使うと決めていた。


「今回の攻めのキーマンもマイとユイになるから頑張ってね」


「はいっ……!」


「任せてください!」


「よーし!みんなでボスの情報を確認して細かい作戦を立てよう!」

八人であれば取れる選択肢は多い。メイプルとクロムの防御にマイとユイの攻撃。残りの四人のスキルの幅は潤滑油としての働きを果たして、全員を一つのパーティーとして完成させる。


「ではいくぞ、まずボスの攻撃パターンだが……」

こうしてボスの息の根を確実に止めるため、作戦が上手くいかなかった時のサブプランまで考えて、八人は四層エリアの終着点である大ボスに挑むことにするのだった。




クエストを受けられるのがカスミであるため、カスミを先頭に四層エリアの町を移動する。

そうしてやってきたのは町の中央で一際目立つ塔。四層の時を踏襲して、ここにクエストを出しているこの町の長がいるのだ。


「私は何度かここでクエストを受けているが、皆が会うのは初めてだろうな」

カツカツと音を立てて階段を登り、最上階へと行くとカスミは目の前の襖を開ける。


「来たか。最後の依頼を受ける準備は終わったか?」

腰に立派な刀を携え、全身鎧に兜、面頬をつけ、目元からは紫の炎が揺らめく一人の将。表情一つ分かりはしないが、低く響く声と佇まいから感じる形容し難い威圧感が、この空間に緊張感と張り詰めた空気をもたらしていた。


「ああ。その依頼、私が受けよう」


「異界に閉じ込めてはいるが、あの炎は強大だ。もうじきに溢れ出すだろう、時間はない」


「……」


「ここまでの功を信じて任せる。良い報告を持って戻れ」

それだけ言うと男はカスミに向けてクエストを出す。『厄災呼ぶ獄炎』と名付けられたクエストでは魔王の魔力を持った怪物が封じられた異界の探索と、根源であるボスの討伐が命じられている。

話の内容からもやるべきことは単純明快だ。中へ入ってボスを叩く。複雑なことは何もない。


「さて、かなりの強敵になる。情報を知っていてもな」


「っし、集中していくぞ」


「そうね。最後に手順を再確認しておきましょうか」


「ちょっと緊張してきました……」


「頑張ろうお姉ちゃん!」


「僕らもそうだけど、二人の立ち回りが特に大事だからね。頑張って」


「移動はイズさんにお願いしよう。特にスキルとかも使わないし」


「皆、頑張ろー!」

三つ目の『魔王の魔力』を手に入れるため、メイプル達は四層エリアの町を出発するのだった。





クエストを受けて、フィールドを移動し、実体化した燃える紫の炎の向こうの大きな扉を開けると異界が広がっている。

炎上する和の町並みの中央、長く伸びる石畳の道の上に立っていたメイプル達は遠く常世の空に煌々と赤く燃える高い塔を見据える。

その真下がボスのいる場所、最終決戦のフィールドだ。


「【身捧ぐ慈愛】【救済の残光】!」

メイプルはボスのいる異界へ入るとすぐに二種類の防御フィールドを展開する。

道中の敵の攻撃手段の多くは炎が絡むもの。当然攻撃範囲も広く、【身捧ぐ慈愛】無しではマイとユイが突然死しかねない。


「……早速来たぞ!」

カスミの言葉に全員が空を見上げる。そこでは燃え盛る町から放たれた数えきれない数の火矢が、メイプル達に向かってくるのが夜の空にくっきりと見てとれた。

メイプルは急いで盾を下ろして【悪食】の使用回数を温存すると、降り注ぐ火矢が与えるはずだったダメージを全て無効化して炎の海の中を何事もなかったかのように歩き始める。

休む暇を与えないように降り注ぎ続ける火矢と着弾点から広がる炎は、普通であれば相当対処は難しいものだ。

これ一つ無効化できるだけでもメイプルの存在価値は計り知れない。


「ずっと降って来てるから範囲外には出ないでね!」


「「はいっ!」」

一歩庇護下から踏み出せば足元の炎で即死することになるマイとユイは、ピタリとメイプルの隣について移動することに決めている。

そんな八人に対し、目の前に続く石畳の道に距離をあけて二体の弓兵が出現する。

それらは背丈以上の燃え盛る大きな弓を引き絞ると強烈な一射を放った。


「大丈夫」


「任せろ!」

構えていたのはサリーとクロム。事前情報で防御貫通攻撃であることを知っていたこの矢はメイプルには受けさせられない。

サリーはダガーで、クロムは大盾で、それぞれ勢いよく迫る矢をブロックする。


「「こっちは任せてください!」」

前に意識を割いた瞬間にメイプル達を囲むように飛び出して来た侍達。血濡れの刀に発火した体、近づくものに炎によるカウンターを行う上でかなりのHPを持つタフなモンスター。

ただ、タフといってもそれは普通のプレイヤー基準の話だ。


「「やあぁっ!」」

飛び出してくると知っていたマイとユイが最速で大槌を合わせる。

鉄塊は鎧を砕き、侍達を容易く黄泉へと送っていく。ただ、接近を許せば侍も貫通攻撃を持っている。四層エリアのボスが待ち構える異界なだけあって甘えは許されない。道中のモンスターの強さもこれまでとは数段違ってくる。


「ゆっくり距離を詰めるぞ」


「はい」

絶えず発射される貫通効果を持った矢。侍の接近からの一撃。特殊な防御機構を擁する【楓の木】にとってこれが道中の負け筋だ。

正面からの矢はクロムとサリー、侍はマイとユイを中心に対応する。カスミはサリーとクロムが万が一ミスをした時に備えつつ、【一ノ太刀・陽炎】の瞬間移動を活かしてマイとユイの大槌による殲滅ラインをすり抜けてきた敵を即時足止めする役割だ。


そこに常に回復とダメージカットを意識して、最終防衛ラインとなるイズとカナデのバックラインを加え、それぞれが役割を遂行すれば多少のミスが出たとしても不可逆のリソースを使わされることなく道中を突破できる布陣が完成した。

これが事前に情報を得て、勝つために組み上げた【楓の木】における最適解。

決して油断はせず、八人はまだ遠くに見える燃え盛る塔まで着実に歩みを進めるのだった。





ボスの元へ近づけば近づくほど、空から降る火矢は密度を増していく。

【楓の木】にとってそれは問題ないのだが、同様に増えた侍の数と正面からの矢の数はそうはいかない。


「【一ノ太刀・陽炎】!」


「ありがとうございます!」


「すみません……!」


「こっち僕らが見るよ!」


「バリケードで時間を作るわ!」

一度にすり抜けた侍の数は数体程度、ここは落ち着いてカスミ、カナデ、イズを中心にほんの一瞬時間を稼ぐ。

敵の攻撃を一回防げば、足を数秒止めさせれば、死を意味する大槌が追いつく。あくまで無理に倒そうとする必要はないのだ。

敵の数が増えることも知っていたため、慌てることなく対処に成功していた。


「すげえな……」

前方では飛んでくる防御貫通矢を的確に盾で受け止めながら、クロムはちらっと隣を見て感嘆する。

大盾で受け止めるのとダガーで弾くのでは訳が違う。最初は同じ大盾使いであるメイプルにこの役目を任せる予定だったが、サリーの自信とメイプルからの信頼を根拠に矢の防御役にはサリーが配置された。


危なげなく完璧に矢を叩き落とす。それが当然のことであるかのように。これならばメイプル以上に安全に防御できていると言っても過言ではない。

事実サリーにとっては当然のことなのだろうとクロムは自分が受け持つ分の矢を防御することに徹する。より高難度なことをこなしているサリーがいる中で自分がミスをする訳にはいかないのだ。


「皆!頑張って!」

メイプルはポーションを手に持って万が一の時の回復を意識しつつ、火矢に破壊されてしまうために使えない【機械神】の替わりに【古代兵器】を構えて全体を見ながらまっすぐ歩く。

メイプルにとって最も大事なことは死なないことだ。メイプルが死ねば火矢の雨が本来の脅威度でもって襲いかかってくる。それは到底許容できるものではない。

自分もまた大きな影響を与えている側であることを認識しつつ、全員を守る防護フィールドを張り続けるのだった。


「【古代兵器】!」

じりじりと距離を詰め、遠くに見えていた弓兵を射程内に捉えたところで火矢を数えきれない程受けて溜まったエネルギーを解放する。

メイプル達と違い防御を担当する者がいない弓兵達に向けて、長射程のスナイパーライフルが光弾を発射する。

着弾の衝撃でよろけた弓兵に続く攻撃が襲いかかったことで、正面からのプレッシャーがなくなり、メイプル達はより速いペースで前へと詰める。それは【古代兵器】の変形先で最長射程のスナイパーライフルでなく、連射力に優れたガトリングガンに兵装を変化させるため。


「【古代兵器】!」

プレイヤーを苦しめるための火矢と延焼を無尽蔵のエネルギー源にして、メイプルは弓を構えさせる隙すら与えず、頭上のガトリングから放たれる大量の青い光弾で石畳ごと前方を破壊しつくした。

侍程とはいかないが十分高いHPを持っていたはずの弓兵も、途切れることのない弾幕には耐え切れず、一人また一人と倒れ伏しメイプル達に道を明け渡すこととなった。


「っし、着いたか!」


「そうみたいですね。侍も消えたので」

道を切り開いた八人はちょうどこの町の中央までやってきた。そこは東西南北から伸びる大通りが交わる地点、左右の建物の影から飛び出して来ていた侍も消え、一旦雨のような火矢も収まった。

されどボスの居場所を示す高い塔は未だ遠く、それでも着いたと言ったのには理由があった。

ガシャアンと音を立てて、燃え盛り崩れかけていた建物が崩落し、大きな炎が壁となって四方の道ごと周囲を区切る。

十分なだけの戦闘空間が出来上がったのち、聞こえて来たのは馬のいななきと勢いよく駆ける足音。


「通すわけには行かぬ」

燃え盛る炎の壁を貫いて飛び込んできたのは炎そのものでできた大きな馬、そしてその上に乗った鎧武者。男は長い槍を一振りするとその先端を発火させて、それで焼き尽くすとばかりに八人を睨みつける。

相対するはボス前の門番。ここを抜けられないようでは『魔王の魔力』を手に入れる資格などない。


「プラン通り行きます!」

サリーが一声かけて飛び出して、鎧武者に魔法を直撃させる。それはダメージを狙ったものではなくサリーに注意を向かせるためのもの。

振るわれる槍は当然のように防御貫通効果を搭載済み、【身捧ぐ慈愛】の範囲内でも受けるわけにはいかない攻撃だ。


人間業とは思えない高速の三連突きを素早く躱して鎧武者に背を向けさせる。銃弾や雷を避けるサリーにとって槍程度なら対処は容易だ。

サリーの役割はダメージを与えることではない。マイとユイの攻撃する隙を作ることただそれだけである。


「「【ダブルインパクト】!」」

二人振り下ろした十六の鉄塊が馬ごと鎧武者を粉々にせんとしたまさにその瞬間。馬は大きくいななき主たる鎧武者諸共産み出した火柱の中に飲み込んでいく。

振り下ろした大槌がそのまま地面を叩きつける感覚に、マイとユイは予定外の事態が起こったことを把握した。

それと同時、メイプル達の背後の炎の壁がゆらめき、凄まじい勢いで飛び出した馬の上で鎧武者は槍を構えてそのまま突進する。

全員を轢き潰す勢いで迫る敵の姿に、真っ先に反応したのはクロムだった。


「【カバームーブ】【カバー】!」

スキルで素早く位置を入れ替えて重い突きからの薙ぎ払いを正確にガードし、誰にもダメージを入れさせない。


「【トルネード】!」


「【砲身展開】【攻撃開始】!」

カナデは魔法で、メイプルはレーザーで鎧武者を攻撃する。それは確かなダメージを与えるものの撃破には遠く及ばず、鎧武者は馬に指示を出し炎の軌跡を残して突進のために炎の壁の向こうへと消えていく。


「本来のプラン通りには行かないものね……!」


「「すみません……」」


「気にすることはない。その状態で加減はできないからな」

既に情報があったとはいえそれはまだ完璧ではない。特に同じ条件下の試行回数が限りなく少ない、もしくはない事象に関しては未解明なこともあるだろう。

マイとユイ程の破壊力を持った攻撃はそうはない。それもボスが先にいる上で、その手前でクールタイムの長い強力なスキルを使って大ダメージを出しにいかなければ、このタイミングでの超火力は普通あり得ない。

だからこそ、予想されるダメージ量が多い場合の転移による回避は未確認のものだったのだ。

ただ、しっかりと作戦を練ってきたのは本当だ。予定していたマイユイ一撃必殺ルートとはいかなかったが、それならそれでできることはある。


「「【クイックチェンジ】!」」

マイとユイは装備を変更すると【救いの手】を全て外し最低限の装備に変更する。


「ツキミ【覚醒】……!」


「ユキミ!【覚醒】!」

相棒を呼び出して下準備をしているうちに敵は炎を纏って突進を仕掛けてくる。


「こんな使い方もあるものなのね!」

イズは取り出した青紫のポーションをマイとユイに投げつける。

それは低い音と共に絡みつくような青紫のエフェクトを出して、マイとユイに何らかの影響を与えた。


「ツキミ!」


「ユキミ!」


「「【パワーシェア】!」」


「【カバー】!」

クロムが同じように槍を受け止める。その横をツキミとユキミに乗った二人が飛び出して、横薙ぎに大槌を振るった。

ガゴンと大きな音が鳴って、鎧武者の体から凄まじい量のダメージエフェクトが発生する。


「やった!」


「上手く……いきました!」

武装を解除し、イズから本来敵に使うための【STR】低下のデバフポーションをもらって、【パワーシェア】でテイムモンスターとステータスを分け合って過剰な【STR】を流し込む。

三重の弱体化を施すことで敵のダメージ無効化ラインを下回る。これでもなお、フルバフのカスミやサリーに見劣りしない破壊力を出せるのだ。

抜け道を上手く利用して、重い攻撃を叩き込んだところにカスミとサリーが追撃に入る。

ダメージでよろけた敵など格好の的だ。


「【武者の腕】【四ノ太刀・旋風】!」


「【クインタプルスラッシュ】」


「【攻撃開始】【古代兵器】!」


「【ハイドロレーザー】」

カスミとサリーの連撃に後方からメイプルとカナデが合わせる。

上半身を吹き飛ばす赤と青のレーザーに、馬の首から鎧武者の胴まで貫いて抜けていく強烈な水魔法。

それでも倒れず周りの敵を蹴散らすために薙ぎ払うように振るった槍は、既に全員の頭にインプット済みだ。

最初に攻撃を入れたマイとユイは距離をとっており、カスミとサリーは飛行機械で浮き上がり回避する。


突進を防ぐため前に出ていたクロムは、そのまま大盾で薙ぎ払いを受けると【挑発】によって鎧武者の注意を引きつけた。

脅威度の低いクロムにボスの注意が集中すれば全てのダメージディーラーがフリーになる。

槍の範囲から外れるために飛行機械で飛んだマイとユイも合わせて、サリー達四人は武器を構えて鎧武者を強襲する。


「「【ダブルインパクト】!」」


「【ピンポイントアタック】」


「【一ノ太刀・陽炎】!」

上を取って与えた大ダメージはそれぞれ体に深い傷をつけ、跨っていた炎の馬の姿が揺らぎ、鎧武者は地面に転げ落ちる。


「何と、いう……無念……」

転げ落ちた鎧武者はもう一度立ち上がることはなく、馬と共にパリンと音を立てて光となって消えていく。

それと同時に四人を囲んでいた炎の壁も火の勢いを失っていき、やがて元通りまっすぐに伸びる石畳の道が見えるようになった。


「ふー、マイとユイのデバフは抜いてから行かないとな」


「そうだな。また侍も出る、万全な状態の方がいい」


「装備も戻してから行きましょう。流石に二人の大槌は八本欲しいです」


「ちゃんとまた火矢も降ってきたね。これに固定ダメージとかがなくて本当によかった」


「デバフ解除用のアイテムもあるから安心してね……はい、これを使えば大丈夫よ」


「「ありがとうございます!」」


「よーし!準備ができたら出発しよう!」

予定していたものと全く同じとはいかなかったが、中ボスの鎧武者は無事撃破できた。

しかし、ボスは事前に情報を見た上で楽に倒せる相手でないことは分かっている。

大事なところでミスをすることがないように、そして想定外のことが起こった時にすぐに察知して対応できるように、夥しい量の火矢が完全に無力化されている特異な現状を活かして、ボス戦のための細かい動きを再確認するメイプル達なのだった。


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― 新着の感想 ―
カスミが百鬼夜行覚えたほうが似合ってたなぁ。メイプル一回しか使用してない=いらない子扱いだし
[良い点] ソシャゲとかでもちょくちょくあるやつ!>一定以上ダメージ無効とか一定回数以上ならダメージカットとか 敢えてのセルフデバフ、アイテムだけでなくパワーシェアによる分け与えも使ってるのテクニカル…
[気になる点] 物語的に必要なんだろうけど、「一定ダメージを超えたら無効化」ってネトゲ的には反則ですよね。「一定以上のダメージは上限値まで」でさえプレイヤーの努力を無碍にする悪質ルールなのに。世界観に…
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