はじめに―キャラクター紹介
我が属性はTERRA キャラクター紹介
メインキャラ
ストレイトス・フォルトネム
本編の主人公格。この話は基本的に彼の冒険をもとに展開する。彼はいくつもの偽名を使い分け、ある時はモブキャラとして、ある時はデフォルトネームを使い千の異世界をくぐり抜けた。鳥人の世界、風の王宮で何度か目の敗北を迎え、後述の鳥人の少女と地の世界に墜ちる。武器は剣、斧、槍、弓、拳闘などすべてこなし、使えるアビリティ、武術、魔術は2万7000を数える。今は二刀流の剣士。
テラ=ウドゥン・ネメス
地の世界、コル・ミドガルダル。この世界の息吹を研究すると語る、本編もう一人の異世界の勇者。ウドゥンとは中つ国、指輪物語の世界の陰鬱な街の名であり、地獄を意味する。この男はそこで生まれた、つまり異世界の出身を名乗り―ミドガルダルに到達するまで。その過去にはこの話の核心がある。大質量攻撃、超重力、石化の視線、高周波、振動剣、死霊化―。彼が振るうは地の奥義―TERRA。
イリス・アエロエルム
勇者ストレイトスと共にミドガルダルに墜ちた、この世界のイレギュラー。背に翼持つ鳥人族の娘。無限樹と気流、風の世界の王宮の王位継承者の一人娘であり、ある日王宮にたどり着いたストレイトスが最初に風世界で出会った人物。ストレイトスの語る異世界譚を好み、やがて異世界に憧れを抱き―ある日。王宮を襲った魔族に捕らわれ、勇者たちは敗北し―もはや、戻れぬ遠い異世界に墜ちた。
オレリエル・シィ・シルエトク
ノーム族の少女。周りの皆はオレリアと呼ぶ。その耳は子供の熊のようで、その長い、長い詠唱の際にピコピコと揺らし、初めて見るものに何か引っ張らさずにはいられない衝動をもたせる。そのたびに詠唱は中断され、最初からやり直しとなる。齢は数えで11歳。氷菓子とエイリのことが好きだが、肉料理・魚料理が苦手で、見れば卒倒する。だが、一度火がつくと、メテオストライクやアースサラウンドが飛んでくるとか―。ノームのテンプレ目標。その一人称「小生」は誰に似たのだ―?
エイリ・ダンターダ
楼閣騎士。その揶揄の異名はどこから来たか―? エイリはある商隊の護衛職であり、戦闘においてはかつての魔法体系の遺産、炎の槍斧を胸にかまえ反撃に集中する。だが、地の術のみを展開させる凪の陣においては、炎は身を焦がす熔鉄へと変わり、彼女の低く短い詠唱は舞い散る戦場の残さをかき集め、彼女は鈍き光を帯び砂上の鋼の楼閣と化す。守るべきものを守り、守りたいものを欲す。その甲冑の下の見事な肉体には、今日も周囲から視線が集まる。エイリは総て知らんふりだが―。
アウリュ・サイ・ウェスタンハイド
弦なき半月の弓を使う、中性的な、見た目は17、18の黒の狩猟着の女。魔族、その配下たる寺院の老人ども―闇黒の側につき、魔族の擁護をしながらも、本人は寺院に信仰など持っていない。新月の海。風の果てた都市に現れた影、その鏡写しの黒衣の詩人とは、何の関係が―? 常に皮肉気な口調を変えないが、その口調は対外的なもので本心は誰にも見せていない。長弓と闇黒の魔術詠唱を使う。