日曜日
お久しぶりです。
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日曜日は嫌い
これを人に話すと絶対変な顔をされる。
学生、社会人共通に日曜日は休日と決められている(一部例外はあるけどね)からみんな日曜日は大好きだし、次の日の月曜日は大嫌い、日曜日の夜に流れる国民的アニメは日曜日の終わりと月曜日の始まりを連想させるため精神病の例に挙がったほどだ。
だから私が日曜日が嫌いだというと他の人は耳を疑うのだ。
別に私は学校が好きなわけじゃない、むしろ嫌いなほうだ。
授業は退屈、勉強も面倒だから本音を言えばしたくない。部活も強制参加だから入部したがそこまで興味はない。何より煩わしい人間関係に巻き込まれるのが一番苦痛だ。
だから学校に行かなくてもいい休日は嫌いじゃない。
でも日曜日が休日なのは私だけじゃない。
だから嫌なんだ。
両親も家にいるのが嫌なんだ。
家にいるはずなのに感じる孤独感。
虐待されているわけではないのに心が二人を拒絶する。
だから日曜日は自分の部屋で1日を過ごす。
誰かと出かけることもしないで部屋で一人、いつかかるかもしれない親の声に怯え、一人部屋に引きこもっているという現状に孤独感を覚え、ただただ日が落ちるのを震えながら待つ。
普段苦痛と感じる人間関係もこの時ばかりはすがりたくなる。
誰か私をここから連れ出して!
誰か私のそばで私と過ごして!
誰か......助けて
そう心の中で何度も叫び続ける。
それが私の日曜日。
哀れで惨めに1日を過ごす日。死にたいと渇望する日。
だから私は日曜日が嫌い。
でも今日は違う。
私のそばには彼がいる。
彼の体温を感じて孤独を満たし、彼の吐息と鼓動に耳を傾け恐怖を拭う。
彼の味で空腹を満たし、彼の匂いで安心を得る。
彼の瞳に自分が写っていることに喜びを感じる。
あれだけ来るのを待ち望んでいた月曜日も、今日だけは煩わしく感じる。
彼に包まれながら夜を過ごし、新たな1日を迎える。
最近精神的に不安定な時期が続いているためしばらくは不定期になります。
不定期といっても全く書かないというわけではなく、狂ったように書いた週があるかと思えば書かなくなる週もある。そんな形になると思われます。
ご了承ください。