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受け継がれるバトン  作者: 伊達サキ
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練習をかさねるほど、日に日にスキルアップしてくるのが、自分でも嬉しいほどに実感していた。そんなある日、以前試合中に感じた右ひざの違和感に再び気付いた。そういえば、最近寝汗もびっしょりかくし、なんとなく体がだるい日が続いていた。スポーツ特待生には、当然の事ながら心身ともに健康であるのが最低条件で 提出書類にもその文言があったはずだ。「健康診断書」!!ヤバいまだ出してなかった!!『小山医院』に行かなくっちゃ!我が家のかかりつけ医。幼い頃からお世話になっている信頼出来るお医者さんだ。来医したミホに、インターハイ優勝と、スポーツ推薦で進路が決まった事を、まるで自分の事のように喜んでくれた。ひととおりの診察が終わり抗生剤とシップを受けとり「一応、念のため血液検査も出しておくからまたいつでもいいので来てください」と言われ、その日はその足で練習に向かった。少し重い体をかかえてだが練習で流す汗は心地よかった。いつもと同じようにシュートもよく決まる!やっぱり疲れがたまっていたからだな、と自分の不調を思い過ごしで片付けてしまった。


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