##新たな仮説
死んでしまった私。そのはずなのに世界変わりなく動いている。(あれ、もしかしてここが天国なのかな)などの思っていた矢先、
「おはよ!ジウ」と声をかけられた。彼女は私の同級生のミレ。私が1番初めに仲良くなったアイドル練習生の女の子だ。そのためルックスがとても優れている金髪が良く似合う。なぜ、死んだはずなのにミレはまだいて、普段と同じように声をかけてくるのか。私は情報量の多さに混乱してしまいよそから聞いたらとてもおかしいであろうことを聞いてしまった。
「ミレ、私死んでる?」そこから少し間を開けて
「ミレ、私生きてる?」
ミレはキョトンとした顔をして
「え?何言ってんのジウ」返してきた。私の事故を見えていないのか?さらに謎は深まる。確かに、轢かれたはずなのに体には傷一つ無い。だが、勘違いなはずもない。たしかに私は死んだのだから。
昨日までには見慣れないものをミレの左胸に見つけた。クローバーのマークのようなものが着いている。着いている?というか少し浮いている。そして透けていて、ミレの制服が見える。まるでゲームのようだ。そのクローバーマークには67というなんとも微妙な数値が書いてあった。これはなんだろう。
そんな疑問を思いながら他愛ない話をしていた。そんな時私が正直苦手に思っているユリが見えた。ユリも私を嫌っているだろう。そんなユリの左胸にもクローバーがありそこには12と書いてあった。ミレとは大きく違う数値に私はあるひとつの説を思いついた。
『好感度』によってここの数字が変わるのでは……?