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九話
ファンタムはアルファ国の遊撃隊に編入されている。
アルファ国と未知の世界は旅行者と呼ばれる人々が行き来している。
旅行者は1コマ30分でミッションをこなす。
旅行者は最初、アルファ国の間で荒くね物と呼ばれていた。
荒くね物は食料の奪い合いに明け暮れ、楽しんでいた。
こん棒を拾い、斧を振り回し、拳銃を乱射して人を殺す。
暴力や破壊等、一時的な欲求を満たすための行為が盛んにおこなわれた。
旅行者は自分がの行動が、アルファ国の未来に影響を与えることを知る。
巨大な聖堂を作ったり、ダムを建造したりとクラフトマニアが旅行者に加わる。
アルファ国は歪なテーマパークの様相を呈していく。
旅行者は西部劇や、夢の国の王女様、映画なのスターや歴史上の上陸作戦の疑似体験を桜花する。
旅行者が生産を始めるようになり、アルファ国の民も旅行者を荒くれ物とも呼ぶ機会も減った。
マイナーながらも、農場の経営や配送が旅行者により行われるようになる。
食料の流通が少しずつではあるが、改善ししていた。
