エピローグ
すいません、最終話の更新を間違えてしまいました。
第九九話とエピローグの間にもう一話追加になりまする。
ので、第百話以降は1つづつずらしてまする。
第百一話:エピローグ
女性「あなた.......」
分娩室から出てくる我が妻をオレは迎えた。
妻は荒い息ながらも、幸せそうな笑顔をオレに向けた。
オレは妻の頭を撫で、額にキスをした。
オレ「良く頑張ったな......
今はしっかりと休むんだぞ?」
妻「はい......」
妻はオレの言葉に目を細めた。
後ろから助産師さんと看護師さんが産まれたばかりの赤ちゃんを連れてきた。
助産師「おめでとうございます。母子共に健康です。」
看護師「可愛い双子の女の子ですよ。」
助産師さんと看護師さんがオレと妻の子供をオレに見せてくれた。
オレ「ありがとうございます。
どっちが長女でどっちが次女ですか?」
看護師「こちらが長女で」
助産師「こちらが次女ですよ。」
オレはまず長女の方から抱きしめた。
オレ「こんにちわ、パパだよ〜.......
これからずっと、一緒に幸せになろうな〜......」
そして、一度長女を助産師さんに渡し、次に次女を抱きしめた。
オレ「こんにちわ、パパだぞ〜.......
パパはお前達の幸せの為に頑張るからな〜」
そして、オレは再び助産師さんに次女を渡し、助産師さんと看護師さんに礼をして、
妻の居る病室に向かった。
病室の中に入ると、妻は静かな根息を立てて寝ていた。
オレ「ホント、良く頑張ったな......
いきなり2児の父と母だな.......」
オレは妻の頭を撫で、そして、
オレ「ありがとうな......」
と呟き、額にキスをした。
妻「あなた.......」
数十分して妻が目を覚ました。
オレ「目が覚めたか?」
妻「はい......」
まだ疲れているのだろう、目が虚ろだ。
オレ「ホント、よく頑張ったな。 ありがとうな。
まだ疲れてるだろ......まだ寝てていいぞ?」
オレがそう言いながら頭を撫でて額にキスをした事で、妻は嬉しそうに目を細めて微笑んだ。
そして、首を左右に振りながらオレにこう聞いてきた。
妻「あなた.......娘の名前は......決まっていますか?」
オレ「あぁ、決まっているよ。
長女は梨乃で、次女は梨瑠だ。」
オレの考えた名前が気に入ったらしく、嬉しそうに微笑み、
妻「梨乃......梨瑠......素敵な名前ですね......
きっと、素敵な娘達に育ちますね。」
オレ「勿論だ、オレとお前の子供だものな。
きっと、可愛くて元気で、優しいいい子に育つさ。」
オレがそう言うと、妻は目を細めて微笑み、そしてオレの手を握って、
妻「あなたと出会えて、私は幸せです。
娘達ともども、これからもよろしくお願いしますね。」
と話した。
オレは、妻の手を握り返し、
オレ「うん。こちらこそ、これからもよろしくだ。
お前と娘達と、みんなで幸せになっていこうな。」
と答えた。
以上、終了となりまする。
読んでくださったみなさん、ホントにありがとうございました。
次回の後書きを以って、この小説を最後とさせていただきます。