第5章 スライムしか出せない件について。
ギリギリ間に合った・・・。今回は長めに書きました!
「ようこそ!それではどのクエストにしますか?」
「えっと・・・どれにしようかな?」
「ふむ、そうですな。それでは腕試しにマゼット討伐にでもいきましょうか。あ、そういえば匠殿の職業は?」
「職業?うんと・・・。」
そういえば自分の職業ってなんだろう。たしかモンスターを作れるというくらいなら魔法使いかな?それとも魔道士?
でも近いのは魔道士か。
「魔道士です。」
「!?魔道士って・・まさか魔王軍の手先か!?」
ちょっと待ってよ!ランスロットがなんか剣を突きつけてくるんだけど!
「す、すいません!間違えました!」
「あぁそうでしょうね。それはそうだ。それで、本当の職業は?」
「えっと、魔法つか・・」
(あれ?口が勝手に!)
「勇者です!」
「え!それはすごい!勇者なんて10年ぶりに見たぞ!いやーありがたい!匠殿はさぞかし強いのでしょうな!」
「え?」
勇者ってそんなすごい職業だったの!?
「い、いえそん・・」
「それだったらレッドドラゴンでもいけるかもしれませんね!それではレッドドラゴ・・・」
「いえ!マゼット討伐でお願いします!」
「かしこまりました!それではクエスト出発口から出発してください!」
「ありがとうございます。」
よし!ランスロットが余計な事を言う前に言ってよかった!
「匠殿。あなたが本当に勇者ならばレッドドラゴンくらい・・・?」
「いえ、私も勇者になったばかりなのであまり魔法が使えないのです。ですがらモンスターを作り出す事が出来ます。」
「!?」
「それは本当ですか!なんと心強い!」
え・・?また口が勝手に。
「ええ!どんどん頼ってください!だからやはりマゼットではなくレッドど・・ってふざけんじゃねー!!勝手に喋んな俺!」
「大丈夫ですか?それではクエストに出発しましょう!」
「あぶねー!はい!行きましょう!」
そしてクエスト開始のベルが鳴った。
『マゼットを10体討伐せよ!』
さて、クエストに来た訳だが・・・。
モンスター居すぎだろ!
「さて、狩って行きましょうか。」
「まあ俺には最強の能力があるんだし、じゃあ・・出ろ!深淵の黒龍!!」
ぽん。
あれ?この青いぷるんぷるんしたものは・・・?
「ス、スライム!?あれ!おかしいなー?間違えたかな?それじゃあもう一回!出ろ!深淵の黒龍!」
ぽん。
「また!?これってもしかして・・スライムしか出せないのーーーー!?」
第6章につづく・・・
最後までご覧いただきありがとうございます!次回は第7章へ続きます!




