第3章 ギルドはおっさんだらけ。
今回は長めに書きました!
~第3章 ギルドはおっさんだらけ。
チリンチリーン
そんな音がギルドの中に響いた。
「チリンチリーンって・・・飲食店的な乗り?」
匠はそんな事を心の中で突っ込んだ。
「それにしても・・・おっさんしかいねぇなー。」
ギルドの中は見渡す限りのおっさん・・・おっさん・・・おっさん。おっさんしかいない。しかも朝にもかかわらずビールを飲んでいる人ばかりだ。
「いらっしゃいませ!」
「え?」
おっさんしかいないギルドの中に咲く一輪の花。髪は紫色のロング。頭には耳がある。
「ご注文はありますか?」
「え、えと・・・とりあえずコーヒーで。」
「かしこまりました!」
やべぇぇぇぇぇぇ!あまりにも可愛い過ぎてお金持ってないの忘れてたぁぁぁ!
だが可愛い子ちゃんの前で恥をかく訳にはいかない!でもどうしよぉぉぉぉ!
「何かお困りのようですな。少年よ。」
「ん・・?誰あんた?」
声をかけられた方向を見るといかにも騎士の隊長的な人物が居た。
「私はランスロット。ただの頑固な騎士ですよ。」
なるほど、やはり騎士でしたか・・・てなんで俺が困ってる事分かったの!?
「い、いえいえいえいえ!別に何にも困ってないですよ!ええはい!」
やべぇぇぇこえぇぇぇぇえ!左目に大きな傷って・・RPGの定番第1条、強いキャラは体に大きな傷がある。じゃねぇか!
「そうですか・・・それなら!ここで会ったのも何かの縁!何かおごりますよ! 」
「いえいえ・・・おごられるなんて武士の名折れです。」
なんで名折れになるのかは今は問題ではない。だって本当に怖いんだもん!しょうがないね!
「武士・・・?何かの種族ですかな?」
「そっか、異世界だから武士は居ないのか。」
まあそれはそうだろう。
「お待たせしました!コーヒーでございます!」
「えあ、はい。」
匠はランスロットの質問をそっちのけで定員に夢中である。
「お値段は100メリーになります。」
匠は気難しそうに、恥ずかしいそうにモジモジとしながら言った。
「あの・・・すみません。お金、もってません。」
「え」
「え」
定員以外にも声を上げたのはランスロットだ。いやいや!二人から驚かれると流石に心が痛む・・・。
「あー・・。そういう事でしたか。だから困っていたのですね。いいでしょう。私が払います。」
やめてよ!なんでお金ない事でおっさんに頼らなきゃいけないの!と、思いながらもついついお言葉に甘えてしまう匠であった。
第4章へつづく・・・。
終わりはしっくり来ないですが楽しんでくれたら嬉しいです。コメントもよろしくお願いします!




