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天使の羽について

大きさ、形に違いはあるが基本的に天使の羽は二枚で白色。


稀に色の付いた羽や二枚ではなく四枚の羽を持った天使が現れる。


色の付いた羽を持つ天使は「色付き」と呼ばれる。

色付きは先天的に………つまり生まれたときから色の付いた羽を持って生まれてくる。


色付きの特徴は特定の属性の魔法を魔力消費を抑えて使えること。

例えば通常の白色羽天使が火属性魔法の中で一番簡単なものを使うのに消費する魔力を5とする。

紅の翼を持つ紅梨が同じ魔法を使うと消費する魔力は1となる。

これは紅の羽を持つ紅梨の魔力が火属性魔法と相性が良いため燃費もよくなるから。

逆に相性の良くない水属性魔法の場合は、通常なら消費魔力が5の水属性魔法を使う際に必要な消費魔力が20~50程に多くなってしまう。

しかしそもそも天使達は自分の得意な魔法の属性は個々に違うし苦手な属性は色付き関係無く魔力の消費が増える傾向が有るので使えなくても仕方ないという考えが浸透してるので色付きのデメリットは特に問題視されることは無い。



羽の数が多い天使についてはその羽の数により「四枚羽」や「六枚羽」等と呼ばれる。

天使の羽が増えるのは後天的……つまり生まれてから成長していく過程で増える。


天使達の身体は個人によって量は異なるが日々魔力を無意識に精製している。

作り出された魔力は天使の羽に貯蔵され魔法の使用時に貯蔵されたものから消費されていく。

しかし稀に日々の魔力の精製量が日々の魔力の使用量を上回る天使がいる。

その場合、身体が魔力を貯蔵するための羽を新しく作り出す。

そして二枚羽が四枚羽に、四枚羽が六枚羽にと羽の数が増える天使が現れる。

だが基本的に二枚羽が四枚羽になる際に新しく作られる羽は最初の二枚の羽より何倍も魔力を貯めておけるスペックで作られるため六枚羽の天使なんてその時代に1人いるだけでも奇跡レベルで少ない。もはや伝説扱い。

ちなみに一度作られた羽は生まれてから貯め込んできた魔力全て消費したとしても基本的に無くなる事は無い。敵の攻撃で消し飛ばされたりしたら流石に無くなる。


そういうわけで天使の羽は魔力の集まる場所なので特殊な魔力を精製する天使の羽はその魔力の色を帯びるため色の付いた羽になる。


結論。この物語の天使達の翼は空を飛ぶためにあるのではなく魔力タンクの役割をしている。

空を飛ぶときは浮遊魔法を使っています。




オマケメモ。

魔法を使う魔族や人間は天使のように魔力をたくさん貯蔵する機関を身体に持っていないので肉体に留めておける以上の魔力は古いものから身体の外に放出されます。ただそれはもったいないので宝石や特殊な道具等に余剰分の魔力を貯めておく魔族や人間もいます。



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