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「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」っていうのはぁ〜

かつてファイナルファンタジー6というゲームで、ラストバトルの直前にラスボス・ケフカがこんなことを言う。

どうせ死ぬのになぜ生きるのか……滅ぶとわかっていてなぜ作るのか……みたいな趣旨のことを。

そしたら主人公たちがこのように答えるのですよ。

大切なのは結果じゃない。今、何のために生きているのか、大切なものは何なのか、守りたいものは何なのか……。

生きている間に人がその答えを見つけられたらそれでいいんじゃないのか?……みたいな趣旨のことを答えるのですよ。そして主人公たちが自分たちの大切なもの守りたいものを一人一人答えていってさぁ決戦だ。


それでいくと今のぼくには大切なものが何もないんだなぁと思います。前までずっとそれは音楽であり、あるいは世界一かわいいうちの猫のミイちゃんだったりしたわけですけど今どちらもなくなりまして。


わたし母が六十代で死んで父が七十代で死んで、二人とも癌が脳に転移して死ぬって死に方だったんですけどつまりわたしは濃厚な癌遺伝子を持ってるわけであと十年後には死ぬかもしれないんだよなぁということを割といつも考えます。

であるならやりたいことだけやっていこう。やりたくないことはやらなきゃいけないこと以外はやらないでいようと思っているんですけど、

じゃあぼくのやりたいことってなんだろう? と思ったら、それは〜恋かなと!!

恋がしたい!今、大好きな男の子がいるんですけどできればその子と付き合いたい!人生で一度ぐらいは“お付き合い”というものをしてみたい!というのが、おれのやりてーことだなと。


つまり……それは少なくとも今やっている仕事ではない……仕事は必要だからやってるだけで特に大切なものではない……。


今やってる仕事は、居心地のいい職場、親切な上司&同僚たち、自分に合っている作業、と三拍子揃っていて、とても恵まれているなぁとつくづく思うんですけど、でもやっぱりやらなければならないことはやりたくないことになるのね。楽しいか楽しくないかで答えろと言われたら楽しいって断言できるんですけどね。まあ仕事ってそういうものよね。


しかしやりたかろうがやりたくなかろうが生活のためには働いて金を稼がねばならぬ。

それが今のわたしにはとっても難しい。

今、ぼくは就労支援A型という障害者の勤務施設で働いておりまして、なかなかコンスタントに出勤できず大変。それでも先月から春が到来したからなのかだいぶ動けるようになったんですけど、B型と違って雇用契約を結んでいるわけですのであんまりそのような日々が続けばクビは免れない(もちろん相当配慮していただけてるんですけど何事にも限界がある)(あとこの辺の細かいことは小説で説明できたらよいのかなと思って就労支援の細かい説明は今回割愛ナリ)。


まあとにかく余計なことを考えちゃうわたし。

どうせ死ぬのになぜ生きるのか……なぜ働くのか……どうせ全ては消えてなくなってしまうというのに……!


……っちゅう哲学的で深淵なるテーマをさっき小一時間考えててなかなか思考障害だったんですけどそんな中ふと降りてきまして。


当地では昨日と気温差が十二度ほどありましてね。


だからこんなへんてこりんなことを考えているのだなわたし、と(まあどうせ死ぬのになぜ生きるのか的なテーマはクリエイターとして生涯考えてはいたいんですが)。


いやあの、前、主治医の先生に言われたことがあるんですよ。リストカットしちゃう患者さんに対して、先生は切りたいなら切ればいいと言うのだそうな。キャー。

でも、その前に問題の本質を見極めて、と言うそうな。

そうよね、純粋にちょっと手首でも切ろうかしらと思って切るわけじゃなくて“何か”があって手首切るのよね、じゃその“何か”に気づく必要があるのよね、とわたしは素直な男なのでそう受け止めまして。


それでいくならさっきまで小一時間ああだこうだぐるぐる考えてたのって結局気温差が原因なんだろうなと思います。どうせ死ぬのになぜ生きるのかとかそういう哲学的なことを考えちゃうのは今回の場合気温差が本質的な原因なんだろうなと思います。それで出勤時刻に出勤できねーとかおれマジ弱っちいなとつくづく思いますがだがしかし以前看護師さんに言われた「でももしも仮に天気だの気温だのの影響を受けるんだとしたらそれを受け入れるしかないわよね」それはそう、そうなのよね、たとえそれでクビになってしまったとしてもそれ込みで己の病気というものを受け入れるしかないのよね〜と思います。

実際今キツい状態なのが気温差が原因かどうか決定的なことは素人のわたしにはわからんのですが、もし仮にそれがそうならそのように受け入れるしかないのよね〜。


というわけでとにかく今日は今回の問題の本質を見極められたんじゃないのかなと。“だから”小一時間ぐるぐるだったんじゃないのかなと。そういうわけだからおかげさまでだいぶ精神的にはバッチリになりましたん。


でまあ、哲学的な深淵なるテーマのことはまたいずれ考えることにするとして、今、だいぶおひさまが天空を光り輝かせてくれるようになったので、今からでも出勤しようと思います〜。就労支援の場合、たとえ一時間でも出勤すればお互いにメリットがあるんですけど、てゆーかてゆーかこれが今のぼくのやるべきことなんだからやりたいとかやりたくないとかじゃなくてやることはちゃんとやろうと思うばかりです〜。


いやだいぶ悩みと悩み方がハイレベルになってきたおれなのですよ。しばらく前までは心身ともにめちゃめちゃだったので。「君に届け」なことがあったので。

こういうことも小説に書けたらいいなーと思います。では、行ってきます!!みんな、オラに力を……!!皆さまもどうかご自愛くださいませ。


ではまたっ。

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