闇夜に忍んで…
樽から出たバーノ達は、人目につく朝を避け、
真夜中に敵の陣地に向かった…
バーノ達は漁師小屋の中で漸く樽から出られた…
バーノ「うぅ…何度窒息しかけたか…」
ミラト「バーノと一緒…本当に嬉しかった…ムート
もう一度閉じ込めて!?」
ミール(危ない道に進みそう…)
ムート「さぁて…アタシはどうしたらいいのかな?」
バーノ「ふむ…ムートはここにいておくれ、なにぶん人数が多いと気取られるのでな…」
ムート「うん、わかったよ。」
ミラト「…今回は随分と素直じゃない?」
ムート「…今回は皆がピンチだから…協力してるだけ…次からは競争相手だからね!?」
バーノ「お、おほん…さぁて…夜中まで一眠りするかね…」
それからバーノ達は夜中まで眠った…
バーノ「ふむ…流石に夜中は辛いが…ミールがいるお陰で真っ暗闇でも助かるわい…。」
ミール「ふにゃあ…嬉しいです、それにしても…
この遺跡は5~600年たっているのにまだ色彩が鮮やかなんて…」
バーノ「それだけ古代の美術が発達…!皆隠れるんじゃ…。」
見張りの兵士「ふわあああ…かったるいなぁ…
どうせ誰も来ないのに…。」
見張りの兵士2「そう言うなよ…堕天使様が言ったろ?欲ボケ爺さんとその女房二人が来るかもしれないって…」
バーノ(…真っ黒闇じゃなかったらあああ~!!)
ミラト(押さえて…押さえて…。)
ミール(こ、怖い…)
見張りの兵士「まぁ…人もいないし…見張り小屋に
戻って一杯やっかぁ!」
見張りの兵士2「おうよ!付き合うぜぇ!!」
バーノ「……兵士…許すまじ…」
バーノは半泣きになりながら遺跡の中に侵入した…
ミール(…なんだろ…これ?)
ミラト(…多分これは…魔法生物ね…)
バーノ(…あの魔法を跳ね返す厄介な奴等か…)
ミラト(私が喧嘩を吹っ掛けた隣国はその研究を
秘密裏にしていたの…私はそこを壊す為に喧嘩を吹っ掛けたのよ…)
バーノ(…素晴らしい心意気じゃのう…)
ミール(しっ…誰か来ました…)
???「ふむ…どうやら確りと成長しているようだ…流石は堕天使様だよ、様々な力を知っている…」
堕天使「ふっ、アタシを誉めたって何も出ないよ、
で…あの欲ボケ爺さんと女房二人は?」
???「あぁ、兵士の話によれば誰も居なかったそうだが?それがどうかしたかな?」
堕天使「い、いや…」
これは一体…どういうことか…
見張りの兵士の暴言に半泣きになりながら進んだ遺跡の中には魔法生物がおり、バーノの達の目線の先には先ほどの堕天使とフードを被った人物がいた…




