災難は安心した後…やってくる
ギルドに行き、仕事をみたがその中に曰く付きの小島があり…職員でさえもあまり触れたくないような声だった…何故なのか…
バーノ達は町を散策した後町のギルドに行った…
(トラムのギルド)
バーノ「ほぉ…これはこれは…随分とお洒落な造りよなぁ…看板に貝の御飾りじゃ…」
受付係「お客様、今日のクエストは何になさいますか?」
ミール「真珠貝の収集…トラム水晶の加工…
南の小島の遺跡調査…ですかね?」
ミラト「南の小島って?あるの?」
受付係「はい、ここから船で行けます、あそこは
今は無人島ですが、昔は栄えていたようで…
ただ…あそこはなにぶん曰く付きなもので…」
バーノ「ふぅむ…直接的な害はあるのかね?」
受付係「いえ…とくに…ギルド本部の調査隊の調べた結果では特にないと…」
バーノ(…こやつ何か隠しておるな?)
それからバーノ達は一応クエストは受けて
宿に戻った…。
ミラト「う~ん…あの態度はまさしく何かを隠していますって感じだったよね…。」
ミール「多分ギルドの調査本部が隠したいことが
あるんでしょうね…」
バーノ「ふむ…どうしたものかのぅ…」
その時…ドアをノックする音が聞こえた…。
バーノ「はいはい…どちら様じゃな…」
ガチャ…
マーミス「旦那様、おはよう。」
バーノ「マーミス!良く来たのぅ…今日はどうしたのだ?」
マーミス「…旦那様、もしかしてあの遺跡に行かれるのですか?」
バーノ「あ、あぁ…そうじゃが…」
マーミス「あそこは触れてはいけない禁忌の地…
行ってはいけません…。」
ミール「…あなたは本当のマーミスなんですか?」
マーミス「!?」
ミラト「天使だったらもっと聖なる気が溢れている
はずなのに…貴女からは何も感じない…」
バーノ「ミラト…」
マーミス「クックック…バレちまったらしょうがないねぇ…そうだよ、アタシは天使じゃない、
強いて言うなら堕天使さ!」
バーノ「!?何故お前さんが…」
マーミス?「本当のマーミスは今頃天上の仕事に
追われているさ、で、あんたらはアタシらのテリトリーに入ろうとしたから止めに来たわけ。」
ミール(…こんな時マーミスさんがいてくれたなら…。)
ムート「あれ?バーノ!ミラト!…どしたの?」
マーミス「ちっ…今回はこのくらいにしてあげる、
次はないわよ!」
…とマーミス?に化けた堕天使は消えた…
若妻のマーミスに化けた堕天使が現れたが、
ムートのお陰で難を逃れた三人…行かねばならぬ
あの小島。