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大罪の力で異世界の旅  作者: かぐや(ダックス)
アルギア王国編
8/19

冒険者について知る

単純な計算ができていない可能性が

((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

まちにでると、

俺とマモンは超注目された。

そりゃ当然か、見たことも聞いたこともない

生物が歩いていて、それに黒いローブに

身を包んだ人物がのっているのだから、


ある人は身構え、

ある人は恐れの目を向け、

ある人は羨ましそうな目をしていた。


てきとうに見かけた宿にはいると、

一斉にこちらに注目した。

今まで騒いでいたのに、急に沈黙が

走った。


「いっ、いらっしゃいませぇ~」


超頼りない声で出迎えてくれた少女は、

見たところ、同い年だ。


名前:ミーナ

職業:看板娘

スキル:接客5・掃除4・料理6


へぇ。ミーナというのか。


「えっと、し、宿泊でしょうか?

ご、ごはんだけでしょうか?」


「宿泊したいんだが、空いてるか?」


「はいぃ~あ、あいてます!」


怖がりすぎだろう。

と、マモンを撫でながらおもう。


【腰抜けばかりですね】

(そうだな。)


要因を理解している俺は、

肯定こそするものの、あまりおもっていない。


「えっと、宿泊でしたら銅貨3枚です。

あーいえ!ただです!はい!すみません!

だから、乱暴しないでぇ」


「金貨一枚からの支払いになるんだけど、

大丈夫か?」


「え?あ、はい。」


因みに、この世界での通貨はピロ。

鉄貨十枚→銅貨一枚

銅貨十枚→銀貨一枚

銀貨十枚→金貨一枚

金貨百枚→白金貨一枚

白金貨百枚→大白金貨一枚


冒険者の一ヶ月平均収入が、金貨一枚だ。

もらった報酬は金貨五枚なので、多い方だろう

鉄貨一枚が1ピロだ。


鉄貨→一ピロ

銅貨→十ピロ

銀貨→百ピロ

金貨→千ピロ

白金貨→十万ピロ

大白金貨→千万ピロとなる。

そして、一億ピロとして、

一億ピロ札がある。


ひとまず、冒険者の情報を集めたい。

宿の席に座っているおっさんの近くによると、

おっちゃんは後ろに少し下がったものの

相席いいか?と聞くと、あ、ああ

と、答えてくれた。


「俺は冒険者を目指しているんだが、

情報に疎くてな、おっちゃん、見た感じ

冒険者だから、色々教えてくれ。」


「なんだそんなことか。

良いぜ。まず冒険者の基本だな、

冒険者には、実力に応じて上がっていく

ランクってのがある。

ランクはF.E.D.C.B.A.S.SS.SSSだ。」

Fが初心者Eは新米(ルーキー)Dが

一般、周りよりちょっと強いのがC

ベテランがB、超強いってのがA、

Sは最強って呼ばれる。世界に三人しかいねぇ

んでこっから一人もいねぇバケモンのSS。

人外がSSSだ。因みに俺はCだな。」


「ほう、では具体的にはどんな依頼がある」


「んと、採取依頼、捕獲依頼、討伐依頼、

んで、人探しとかの特殊依頼だな。」


「なるほど。素材の買い取りなどは

行ってくれるのか?」


「おう勿論よ!それがねぇと、

依頼報酬なんかで食っていけねぇからな!」


「なるほど。ところで、スライムの核は

何に使える?」


「そりゃレア物だな。

金貨一枚で買い取ってくれるぜ。」


「なるほど、だいたいは理解した。

ありがとう。これは情報提供料と思って

受け取ってくれ」


というと、スライムの核を1つくれてやった。

男はおぉ、ありがてぇ!と言うと、

周りのやつらが羨ましそうなめで

男を見つめた。


【王は、冒険者になるのが

お望みなのですか?】

(あぁ、これから食っていこうと思えば、

必要なことだろう。勿論、

マモンにも手伝ってもらうぞ?)

【王を守るのは当然の義務。

お供します。】


皆は、俺への警戒心が溶けたのか、

また喋り出す。

そしたら、バン!

という、扉の音が鳴り響いて一人の男が

入ってきた。

マモン君は強いですよ。

実践でわかります。

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