黒い狐
召喚と、ステータス回です。
今は、王宮から少し離れたところにいる。
けっこう大きめな公園で、
中央に大きな広場がある。
この時間帯は、どうやら人がいないようだ。
ここで俺は今からとある。
実験をする。
ちなみに、今俺のステータスは
名前:柊ユギト
種族:人間
レベル:6
職業:無職
体力:1624(×9×2)=29232
魔力所持数:13114(×9)=118026
魔力(威力):14173(×9)=127557
攻:14553(×2×5×9)=1309770
防:14585(×9×9×5)=5906925
魅力:40(×10×3×9)=10800(神をも魅了します
ずっとローブ被っててください)
幸運:3000(×9×5)=135000
加護:全ての神の加護・魔力の加護
称号:異世界召喚に巻き込まれし者・
全ての神の寵愛・魔法を司りし者・
補正の受け取り屋・限界なし・大罪の力・
生物の頂点に経つもの・神に近い人間・
剣聖・希代の魔術師・最も美しい男
スキル:刀術EX・剣術7・武術EX・鑑定EX・
隠蔽EX・料理1・家事5・鍛冶7・二刀流6・
短剣術5・索敵4
固有スキル:心眼・武心・魔導・
魔法創造・怠惰・傲慢・暴食・色欲・憤怒・
嫉妬・強欲・言語理解
魔法:火魔法・水魔法・土魔法・風魔法・
雷魔法・光魔法・闇魔法・自然魔法・
神聖魔法・神魔法
暴食の力を思い出してほしい。
魔力を消費し、消費した分だけ
強力な魔物を作り出し、それを自分の
隷属にすることができるのだ。
そう。この広場で行うのは、召喚だ。
できれば、背中に乗れるのが良い。
楽しみだ。
今回は魔力を3000残して消費し、
召喚する。
「グラ・シン・アクティブ・クラフト!」
頭のなかに流れてきた詠唱を唱えると、
地面に半径五メートルほどの魔方陣が
できて、そこから一匹の大きな生物が作られた
黒い狐だった。
そこには三メートルはもあろう
大きな狐が立っていた。
黒い体毛にところどころにある赤い筋がある。
【我を生み出した我が王よ。
我に名を与えてください。】
声を出している。
普通に喋れるようだ。
たしか、八つの枢要罪のうち、(現在は七つ)
狐が表す大罪は強欲。
強欲の悪魔はたしか、マモンだったはずだ。
「なら、お前は今日からマモンだ。
強欲を意味する悪魔の名前からとられている」
【ありがとうございます。我が名はマモン。】
俺の錯覚でなければ、
どうやら喜んでくれているみたいだ。
マモンのステータスはこうだ。
名前:マモン
種族:人工生命体
レベル:1
職業:従獣
体力:10000
魔力所持数:9000
魔力(威力):8000
攻:9533
防:5461
魅力:54(×10)=540
幸運:300
加護:柊ユギトの加護
称号:神域に達するものの従獣
スキル:高速移動・紫電・風切りの爪・索敵
固有スキル:伝心・言語理解・カウンターネイル
魔法:風魔法・雷魔法・闇魔法
「そういや、おまえ、ちっさくなれねぇか?
手のひらサイズは無理でもできるだけ小さく」
【わかりました。】
すると、どんどん小さくなっていき
だいたい1mほどになったら、
ピタリととまった。
【申し訳ありません。
これ以上はできないようです】
「かまわないよ。ところで、マモンは
なにを食べるんだい?」
【空気中に漂う魔力を食っているので、
実質必要ありません。ですが、
一応味覚や消化器官は備わっております。】
なるほど、飯要らずで良いということか。
ところでだ、折角四足歩行系の生物が
誕生したんだ。乗りたい。
「その状態で俺を乗せることはできるか?」
【勿論です。是非飛び乗ってください。】
「んじゃぁ、遠慮なく。よっと、
おお、良いねぇ」
マモンの毛は、見た目に反してさらさらながら
もふもふだ。
宿に到着したらいっぱいもふもふしよう。
マモンの毛並みは
モ⚪ハンのイビ⚪ジョーの
ブレスをイメージしていただければ。
訂正、マモンの小さい状態の大きさを
60cmから1mに変更しました。
訂正、マモンのセリフを念話と
称していましたが、声による会話に変更しました。