作風と拘り
「質問、読むわね。ご自分の作品の、作風についてどう思いますか。また、拘りなどはありますか、だって。どうだろうなぁ。私の女子力が溢れ出てるような作風だと思うわ。拘りは特にないな、王道寄りな感じだとは思う」ゆり
「だれのどこに女子力があるってのさ、笑わせないでよ。それに王道とは言うけれど、雛乃とかに比べたら、ってくらいじゃんか。王道からは逸れていると思うな」あおい
「えっと、ひなの作品は、作風……決まったものはあまりないと思います。拘りは、うーんと、受けは可愛くなるように努力しています。今のところ、光秀くんと妹子ちゃんと頼朝様と舞姫ですよね。タイプは違えど、みな可愛くって感じです」ひなの
「なるほどね。というか、作風は決まっていないという奴、まだ言い張ってたんだ。五人の中でも、雛乃は一番決まっていると思うんだけど。あぁでも、作風、……か。どうなんだろ。ギャグとシリアスの幅は広いと思うけどさ」あおい
「作品は作者に似ると思うし、作風は儚い系なんじゃないか? 拘りとしては、うーん……なんだろう、幸せにしてあげたい、とは思っている。それとやっぱり、桜は使うかな」さくら
「桜の作風として、儚く美しくというのは認めよう。けれど作者に似ちゃってたら、それは儚い系じゃなくて、穿かない系なんじゃないかな?」あおい
「……作品は作者に似る、ですか。……でしたら、わたしはかなり暗い上に、ネガティブ野郎なのかもしれないですね。……拘りとしては、特にないですが、勝者は作らないようにしているのです。……幸せならばみな幸せに、不幸せならみな不幸せに、だれかが幸せでだれかが不幸せで、そんなのは……嫌ですから」ちなつ
「とても優しいところ、よく似ているよ。作者をそのまま描いたかのようだから、その夢がひどく空しく思えて、悲しいんじゃないか」あおい
「僕はどうだろうね。作風かぁ。あまり決まっていないと思う。でも悲しくないように、甘々な恋愛ものとか、ギャグとかかな。拘りもあまりないんだけど、何かを挙げろというのなら、一人一人のキャラクターに、一人一人人生を付けるようにしている」あおい
「「「作品は作者によく似るな」」」ゆり さくら ちなつ