絶対執筆宣言

新作公開

「遂に新作が公開されたわね。まずは意気込みを頼めるかしら」ゆり

「……誰になんと言われようとも、わたしは決して屈しないのです。……そう、それが田中稚夏という男なのですから」ちなつ

「えっ。ちなちゃんって、男だったんですか。それじゃあ、あおいんとの恋は、禁断の……いやぁん」ひなの

「……何を仰っているのですか。……今回のタイトルをご覧になって下さいです。……公開された新作に、触れては貰えないですかね」ちなつ

「話を最初に逸らしたのはお前だろ。男好きの雛乃が男という言葉に反応を示すのは、わかっていただろうに」さくら

「……わたしが悪いと言うのですか？　……まさか、桜には絶望なのです。……もっともっと、わたしの新作に触れて頂けなければ困るのです」ちなつ

「そもそも、僕と稚夏の恋って、そんなのはありえないからね？　ことあらば僕を妄想の材料にするのはやめてよ」あおい

「……地味に傷付くのです。……なにゆえ、告白もしていないのに振られたのですか。……もうこんな回、解散なのです」ちなつ

「……わたしはそういう男なのですっ！」ちなつ

「「「新作に触れなくて良いの？」」」ゆり　さくら　あおい