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防衛戦の傷痕



「――――――――終わったようですね、レリエル様」


「そのようだな」


 魔剣の魔力が消滅したのは先ほど感じ取った。かつて私の心臓を貫いた忌々しい大天使の剣は、無事に破壊されたのだろうか。


 ………………さすが私の好敵手だな。正直に言うと、今の時代はつまらないと思っていた。いにしえの猛者たちは殆どこの世を去り、残されたのは平和ボケした腑抜けの騎士団ばかり。今のこの世界を再び手中に収めるのは、赤子の手をひねるよりも簡単だと思っていた。


 しかし、奴のような猛者がまだいてくれるというのならば安心だ。あのような猛者と正面から戦い、勝利してこそ初めてこの世界は私にふさわしいものとなる。


 私は串刺しにしていたゾンビたちからブラックファングを引き抜くと、元の長さに戻してから肩に担いだ。力也が魔剣を破壊したため、もうゾンビたちは壊滅している。草原の上に転がっているのは死体に戻ったゾンビたちだけだった。


「―――――――――では、引き上げるとしよう。行くぞ、2人とも」


「はい、レリエル様」


「かしこまりました」


 アリアと新たな眷族のヴィクトルにそう言った私は、背中から翼を広げて眷族たちと共に夜空に舞い上がった。


 おそらく、私を倒す事が出来る存在は力也だけだろう。


 人間は執念を持つ怪物だ。そして力也は、いつか私を倒す怪物になる。


 吸血鬼を倒す怪物へと進化するだろう。


 実に楽しみだ。


 だから私は、いずれ私を倒しに来るあの少年を歓迎するために、眷族を集めておくのだ。さすがにたった2人の眷族と共に迎え撃つのは、怪物に成り果ててやってくる彼に失礼だからな。


 









 ベッドから上半身を起こし、俺は窓の外を見上げていた。医務室の窓の外に見えるのはまだ星空だ。まだ夜は明けていないらしい。


 ということは、俺が気を失っていたのは短時間ということになる。無数のゾンビたちの進行を食い止め、未来からやって来てくれた子供たちと一緒にジョシュアを葬った。不利だったネイリンゲン防衛戦は、辛うじて俺たちが勝利したという事なんだろう。


 俺は医務室のベッドの上を見渡した。医務室には4つのベッドが用意してあるけど、俺が使っているベッド以外に横になっている人影は見当たらない。どうやら全員無事に帰って来る事が出来たらしい。


 いつまでもここで横になっているわけにはいかないな。みんなの所に行かないと。


 ベッドから起き上がった俺は、そのまま立ち上がろうとして―――――――――左側の側頭部を、床にたたきつけてしまった。


「ぶッ!?」


 あれ? 何でだ?


 こぶの出来上がった頭をさすりながら立ち上がろうとした瞬間、俺は左足のズボンの中に足が収まっていないことに気が付いた。ズボンが膨らんでいるのは太腿の半分辺りまでで、そこから先はなくなってしまっている。


 あ、そうか。ジョシュアに身体を奪われる前に、タクヤに頼んで斬りおとしてもらったから…………。


「あちゃー………………」


 これじゃ、歩くためには松葉杖が必要になるなぁ。軍だったら退役だぞ、これ。


 床にぶつけて晴れてしまった頭をさすりながらなんとか這ってベッドに戻ろうと足掻いていると、医務室のドアが開く音が聞こえてきた。ドアの向こうから入り込んできた足音が、俺の方に近づいて来る。


「りっ、力也? 何をしている?」


「あ、いや、ベッドから転げ落ちちゃってさぁ……………。あははは」


 するとエミリアは腰に手を当てて「やれやれ……………」と言いながら、俺に肩を貸してベッドに座らせてくれた。そしてそのまま、彼女も俺の隣に腰を下ろす。


「……………すまない、力也」


「え?」


「その、左足が………………」


「いや、悪いのはジョシュアだ。お前は悪くないよ」


 ジョシュアが身体を乗っ取ろうとしたから、乗っ取られる前に左足を切り落してもらっただけだ。彼女は全く悪くない。


 俺は申し訳なさそうな顔をする彼女の頭を優しく撫でながらそう言った。


「でも、足が……………」


「心配するなって。義足でもつけて、すぐに復帰するさ」


 そういえばジョシュアも義手を付けていたから、この世界にも義手や義足は存在するんだろう。それにタクヤの奴も、「義足を付ける羽目になる」って言ってたからな。結局歴史の通りになっちまったけれど、これでいいのかもしれない。でも、俺の世界にあった義手や義足とは違うのかもしれないな。少なくとも機械の義足ではないんだろう。


 あとでフィオナに聞いてみよう。彼女ならば知ってるかもしれない。


 エミリアは俺の左足に静かに触ってから、頭を俺の左肩に押し付けた。彼女の甘い香りが近くなる。


「そういえば、エリスは?」


「まだ私たちの部屋にいるぞ」


「そっか……………」


 彼女はジョシュアに利用された。だから、もうラトーニウス王国に戻るつもりはないんだろう。つまり今の彼女は、転生してきたばかりの俺のように行く当てがないということだ。


 俺たちの仲間になってくれないかなぁ………………。彼女が仲間になってくれれば戦力はアップするし、エミリアも喜ぶと思うんだよな。あとで仲間たちを何とか説得してみよう。特にギュンターは警戒してたみたいだからな。


「ところで、心臓の方はどうだ?」


「ああ、おかげさまで快調だ」


 俺の肩に寄りかかりながら、エミリアはそっと自分の左側の胸に手を当てた。訓練の時はこれでもかというほど揺れている彼女の大きな胸には、ちょっとした傷跡が残っている。俺とエリスの心臓を移植した際に残った傷痕だ。果たしてその傷は、タクヤたちが生まれてくるころには消えているだろうか?


 あ、そういえばエミリアはタクヤたちから本当の事を聞いたんだろうか?


「そ、そういえば……………たっ、タクヤの奴から話は聞いた?」


「ん? ………………う、うむ、全て……………き、聞いた」


 き、聞いたのか。あいつらが、俺たちの子供たちだという事を。


 やっぱりその事まで聞いたらしく、エミリアは顔を赤くしながら俯いてしまった。いつも堂々としていて凛々しい彼女が顔を赤くするのは、ギャップがあって結構可愛らしい。彼女の気に入っている表情の第3位だ。ちなみに、1位はもちろん笑顔な。


「そ、その…………歴史の通りに進めば、わ、私たちは………………結ばれるという事なのだな? え、えっと……………ふ、夫婦として、というか………………」


「お、おう」


 何だか恥ずかしいな……………。


「そ、それに、姉さんとも……………また一緒だ」


「ああ。……………やっぱり、肉親は仲良くするものさ」


「ふふっ。……………お前が繋ぎ止めてくれたのだ。礼を言うぞ」


「ありがたくいただこう」


 将来は俺とエミリアとエリスの3人で家族になるのか。そしてラウラとタクヤが生まれて5人家族というわけだ。ああ、何だか楽しそうだなぁ。結局俺は前世で死んでしまって、父親になることは出来なかったんだ。こっちの世界で父親になっても問題はないだろう。


 それにしても、タクヤの奴はショックを受けていないだろうか? 


 21年前で、このような結果になるとはいえ、自分の父親の足を斬れと頼んでしまったんだ。エミリアに自分たちの正体を教えられる状態だと聞いて少し安心したけど、完全にショックを受けていないわけではないだろう。尾を引かないように、父親として相談にも乗ってあげないと。


 それに、あいつらが元の時代に戻れるように手助けもしないとな。


「……………終わったな、力也」


「そうか?」


「ん?」


「……………まだ残ってるぜ? 倒さなきゃならない奴らが」


 エミリアとエリスを弄び、2人を引き裂いたジョシュアはもう死んだ。


 でも、まだ殺さなきゃならない奴らは残っている。


「……………そうだな。まだ残っていた」


「ああ」


「ならば、私と姉さんが―――――――――」


「いや、俺も行く。俺も行って見届ける」


「無理をするな。片足で戦えるわけがないだろう?」


「杖があれば大丈夫だ。片足と片腕でも戦えるさ」


 微笑みながら、俺は彼女を抱き締めた。


 彼女は強い少女だ。自分の正体を知っても、まだ生きようとしてくれている。


 だから俺は、彼女とエリスの戦いを見届ける。彼女は俺が貰うと言って、一緒に旅をしてきた大切な仲間なんだ。


「だから俺も一緒に行かせてくれ」


「……………分かった」


 彼女は微笑むと、俺に顔を近づけてくる。


 俺は彼女を思い切り抱き締めながら、自分の唇を未来の妻になる彼女の唇に押し付けた。












 少しずつ、星空が消えていく。


 明け方の夜空だ。漆黒の夜空にも負けじと煌めき続けていた星たちが、少しずつ姿を消していく。廊下の窓の外に広がる空を見上げたならため息をついた俺は、自分の右手を見下ろしながらため息をついた。


 この手で、俺は親父の片足を奪った。


 仕方がなかったんだ。あのままでは親父はジョシュアに身体を奪われ、母さんやエリスさんに牙を剥いていたかもしれないのだから。それに、これが歴史の通りの流れだ。これで親父はキメラとなり、俺たちがキメラの姿で生まれる。


 そう擁護しようとしている自分が憎たらしくなり、歯を食いしばる。どれだけ擁護しても、片足を奪ったのは俺だ。親父を一時的に歩けなくしたのは、この俺なのだ。実の息子に足を斬られた親父は、さぞ辛かったことだろう。


 息を吐き、親父たちが俺たちの寝室として用意してくれた書斎の中へと足を踏み入れる。


 邪魔にならないようにと隅へ移動させられた本棚の脇には、俺たちのために用意してもらったベッドが1つだけ並んでいる。これは別々のベッドではなく一緒にベッドで眠りたいというラウラの要望が原因だ。2人部屋だというのに、1人用のベッドが1つだけ。せめてダブルベッドでもいいんじゃないだろうかと思ったけれど、彼女と一緒に眠るのは幼少の頃からの習慣だし、成長してからもずっと続いているので今更抵抗は感じない。


 スタイルの良さまでエリスさんから受け継いだ、ラウラのEカップくらいの胸が押し当てられるのは毎晩の事である。まあ、その度に顔を真っ赤にして角を伸ばしてしまってるんだけどね。


「ふにゅ? あっ、おかえりっ!」


「ただいま」


 部屋に戻ると、そのベッドの上でピンクと白の水玉模様のパジャマに身を包んだラウラが、俺の事を出迎えてくれた。やっぱりリラックスしたい時は尻尾を服の外に出していたいらしく、腰の後ろからは紅い尻尾が覗いている。それをまるで大喜びする子犬のように活発に振りながら立ち上がったラウラは、幼少の頃から変わらない無邪気な笑みを浮かべながら、部屋に戻ってきた俺に抱き付いてきた。


「お、おいっ、ちょっとラウラ!」


「ふにゅー。えへへっ、タクヤの匂い大好きっ♪」


「まったく……………。小さい頃から甘えん坊だな、お前」


「ふにゅ? だって、タクヤの事が大好きなんだもんっ。他の男なんか全然興味ないんだから」


「あははははっ、ありがとな、お姉ちゃん」


「ふにゅう…………♪」


 まったく、戦闘中とは本当に別人だな。戦いが終わった瞬間に一気に性格が幼くなるんだから…………。


 シャワーを先ほど浴びたばかりだから、彼女の頭を撫でた瞬間にシャンプーの香りが舞い上がる。俺の能力をちょっとしたドライヤー代わりにして彼女の髪をしっかりと乾かしたので、全く湿っていない。


「あっ、そうだ。ほら、これ」


「ふにゅ?」


「ギュンターさんに預かってもらってたんだ。ちょっとぐちゃぐちゃになってるけど…………」


 まあ、戦闘中だったしな。それは仕方がないよ。


 そう思いながら、俺は昨日の昼間に街で購入した2つのチョコレートと1つの箱を渡す。あんな激戦の真っ只中にギュンターさんに預けたせいで、せっかく包装してもらったのにちょっとだけぐちゃぐちゃだ。


「これ…………あっ、リボン?」


「そう。プレゼントだよ。ほら、こっちのチョコは露店のやつ。小さい頃に食べたやつだよ」


「あっ、懐かしい! うん、よくおやつに食べてたよね! そっか、21年前だからあのお店まだあるんだ…………」


 ネイリンゲンは、俺たちが3歳の頃に転生者たちの襲撃によって壊滅してしまう。そのため、俺たちの時代では廃墟と化し、更にそこに魔物が住みついたせいで危険なダンジョンとなっている。


 しかも、皮肉にもそのダンジョンと化したネイリンゲンが隣国であるラトーニウス王国の最大の障害となっているため、南方へ騎士団の大規模な拠点を構築する必要がないというメリットが生まれているのだ。


 このチョコレートを売っていた露店のおばちゃんも、その襲撃の犠牲になってしまう。だから……………俺たちの時代では、もうこのチョコレートは食べれない。


 ………………ああ、くそ。何だか悲しい気分になってきたな。せっかくのプレゼントなのに。


「ふにゅ、このリボン…………これって、雑貨屋さんのやつ?」


「ああ、そうだけど」


 すると、俺から貰ったリボンをまじまじと見つめていたラウラは急に目を逸らし始めた。………ん? お姉ちゃん、どうしたの?


「え、えっと…………これ」


「ん? ああ、ラウラもプレゼントを買ってくれたの?」


「う、うん」


 そう言いながら、ラウラもベッドの下から箱を取り出した。俺が今しがた渡したプレゼントの箱と全く同じ包装の箱だ。


 あ、あれ? もしかして、買った雑貨屋さんって同じ場所……………?


「あ、開けてみてよ」


「お、おう」


 優しく包装を解き、箱を開けてみる。手の平くらいの大きさの小さな箱の中に入っていたのは……………俺がラウラ用に購入したリボンと色の違う、同じデザインのリボンだった。


 俺が購入したリボンは、黒と紅の2色だ。真ん中が紅になっていて、その縁を黒が取り囲んだようなデザインになっている。ラウラの髪の色に合うようにとその色を選んだんだけど、彼女も俺の髪の色に合うように選んでくれたらしく、箱の中に入っていたリボンは真ん中が蒼くなっている。


 1枚しか入っていないのは、俺がいつもポニーテールにしているからだろうか。俺は場合によってはツインテールやツーサイドアップにもできるようにラウラのリボンを2枚買ったんだけど、彼女は俺が髪を下ろすかポニーテールにしかしていないから1枚にしたに違いない。


 というか、これ女子用じゃねえか………。


「あ、ありがとう。これ………………かっ、可愛いリボンだなぁ」


「ふにゅ、本当!? じゃあつけてみてよ!」


「あ、ああ」


 使っていた髪留めを外し、すぐにラウラから貰った髪留めを使って髪を結わえる。思ったよりも太いリボンだからなのか、正面から見ても髪を結んでいるリボンの端が見えてしまうくらいだ。


 部屋の中の鏡の前に向かうと――――――――髪の色に合わせたリボンを付けた、蒼い髪の美少女が立っていた。もちろんその美少女の正体は、俺である。


 なんじゃこりゃ……………女子っぽさに磨きがかかってんじゃねえか。


 もうラノベのヒロインだよこれ。男子っぽい要素が1つも残ってないぞ。


「ふにゃあ……………か、可愛いっ♪」


「あ、ありがと……………。あ、そうだ。ラウラもリボン付けてみてよ」


「えっ? ああ、そうだね♪」


 そう言うと、ラウラは俺が渡した箱の中からリボンを2枚とも手に取ると、片手で自分の髪をまとめながらリボンで結び始めた。でも、小さい頃から不器用だったラウラはどうやら自分で髪を結ぶ事ができないらしく、「ふにゅ? あれれっ?」と言いながら混乱している。


 小さい頃から髪を結んだり、寝癖を直すのは俺の仕事だったからなぁ…………。


「ちょっと貸して」


「ふにゃあぁぁぁぁ…………お、お願いします」


「はいはい」


 不器用なお姉ちゃんだ。


 彼女からリボンを受け取り、てきぱきとラウラのさらさらした赤毛を結んでいく。ツインテールにしようと思ったけど、そうするとナタリアと髪型が同じになってしまうので別の髪型にした方が良いだろう。うーん、ツーサイドアップなら似合うかな?


 そう思いながら、とりあえずツーサイドアップにしてみる。


「ほら、どうぞ」


「ふにゃ? …………ふにゃあ…………タクヤ、ありがとっ!」


 前まではロングヘアーだったんだけど、ツーサイドアップも何だか活発そうな感じがして似合っている。個人的にはロングヘアーのラウラも好きだけど、こっちのラウラの方が好きだな。


 活発そうに見えるし、元気なお姉ちゃんにマッチしてる。


「ほら、チョコも食べなよ。溶けちゃうよ?」


「うん。ほら、タクヤも食べようよ♪」


 懐かしい香りのするチョコレートを袋から出し、片方をラウラに渡す。彼女はツーサイドアップとリボンを揺らしながらそれを受け取ると、スキップしながらベッドに飛び込んだ。水玉模様のパジャマの後ろから伸びる尻尾を伸ばし、俺の手に巻き付けた彼女は、一緒に食べようよと言わんばかりに俺までベッドに引き寄せる。


 彼女の隣に座らされた俺も、チョコにありつくことにした。茶色いチョコレートを包んでいた紙からはうっすらと火薬の臭いがしたけれど、やっぱりチョコレートの香りの方が強い。


 チョコを口にする前に、俺たちはベッドの上で目を合わせた。


 髪の色は違うのに、俺たちの瞳の色は同じだ。紅い瞳で見つめ合ってから、俺たちは互いにそっと唇を近づけ合う。


「「――――――――誕生日、おめでとう」」


 ちょっと遅れたけど…………これで俺たちは、18歳だ。


 唇を触れ合わせ、下を絡ませる。そのまま互いに抱き締め合いながら、両手にぎゅっと力を入れた。


 もう二度と、姉弟が離れ離れにならないように。ずっと一緒にいられるようにと、明け方の空の下で願いながら。


 きっとこのキスの後にチョコレートを食べても、甘さは感じないだろう。俺はそう思いながら、ラウラをぎゅっと抱きしめた。


 


 

 

 おまけ


 ステラにお土産を渡すとこうなる


タクヤ「ステラ、お前にお土産だ」


ステラ「お土産ですか?」


ラウラ「うんっ。お肉だよ♪」


ステラ「おにく!?」


タクヤ「ほら」


ジョシュア(肉片)『ヨソモノガァァァァァァァァァァ!!』


ステラ「……………」


タクヤ「ちなみに、いっぱいあるからな」


ステラ「………………おえっ」


ラウラ「拒否!?」


 完



結論

ステラにも食べれない物はある

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