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闇を孕む光

作者:星 則光
2035年の日本。行政書士・村嶋朗は、外国人労働者や留学生の在留資格申請を支援する中で、入管審査の急激な厳格化や社会の排外的空気を肌で感じる。
スリランカ人経営者ダミタの甥チャンドラは奨学金打ち切りで博士課程を諦め、就労ビザに切替える決意をするが、別件のベトナム人技術者バンの申請は「日本語力不足」など不明確な理由で不許可となってしまう。
 同業者の伊藤沙耶も同様の不許可に直面し、朗は日本が「選ばれない国」になりつつある現実を痛感する。やがて総選挙で外国人規制強化を掲げる政党が大勝。
 そんな中、朗は事務所創業者・今井に招かれ、元天文サークル仲間の石崎悦子と長野県で皆既日食を観測する。石崎はベトナムで日本人高齢者向け都市開発を進めており、今井と激論に。
 日食の一瞬の「ダイヤの輝き」に重ねられたのは、日本社会の最後の輝きと、その後に訪れる闇の予兆だった。朗は「本当の共生」を模索し、あがき続ける決意を新たにする。
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