奇妙な部屋の中で⑥
「次のステージ?」
ステージ、つまりの段階に進むということ。
つまり?壁ではなく明確に攻撃される?
いけない!窓は危険だ!!机の下に駆け込め!
「なにをしている?」
「次の攻撃に備えているに決まっているだろう?あっ、お前はもともと伏せていたから関係なかったか!」
攻撃は・・・こない。この女には攻撃の意思はないということか。いや、人を閉じ込めておいて敵意はないことはないはず。ときにこの机何かマークのようなものがあるな。
「そとからのこうげきはないとおもうぞ。ひとやまもののけはいがない。」
そうなのか?机を盾にそのまま窓のほうに寄ってみるか。ズルズル進もう。・・・しまった!これじゃあ、なんの解決にもなっていない。結局、顔を開けないといけないのだから。
ーーーカチ、、、ガシャん
机を窓際まで運んでしまった。そして、少し高さが下がった。これは、机の足の部分が床に食い込んでいる?違う床が机の足に合わせて窪まされている。
そして、後ろからの音はー
「なにかおちてきたぞ。これはきのかけらとなにかのきごうがかいてあるいたのようだ。」
「わたしにも見せてくれ。・・・これは六芒星だな。」
はっ、もしや、ピーんと来た!これをこうして、こうすれば、木のかけらで六芒星が・・・おしい!出来ない!!
「なるほど、きのかけらで、これをつくろうとしたのか。・・・われにもやらせてくれ。」
獣如きに!と思ったが、さっき笑ってしまったことあるし、ここは譲るか。
「いいだろう。やってみるがいい。」
ふん。獣如きにー、出来てる!
「ま、まぁ、私がほぼ解いたあとだったからな。それを、元にできたようなものだからなぁ。」
くっ、悔しい。
「そうだな、きょうりょくしてくれたおかげだ。ところで、これはここにぴったりはまりそうなのだが。」
ワーウルフが床に枠があるといいそこに六芒星を作ってみるとピッタリはまった。そして、この星を回すと、また何かが動く音がした。今度は壁新たな板が現れて、人と羊と狼の絵が描いてある。そして、船と川の絵も。さらに文字で、船には2体乗れます。狼と羊を2体きりにすれば狼は羊を食べてしまいます。羊を食べられることなく全員向こう岸に渡らせてください。
「なるほど。そうゆう条件か。」
「また、われがかいけつしてやろう。」
ワーウルフがまた問題を解き始めた。それは、まぁいいのだが、いいのだがー。ちょっともやっとするな。私もとけそうなー。あっ!
「まちがえた。これはどうやるんだ。」
「はーっはは!私ははわかったぞ!貸してみろ!」
つまり、人間と狼を最初に渡らせてから・・・
見事、解き明かしたぞ!むっ、また音が、また次の問題かー。
・・・そして、私たちは次から次へとくる問題を解きまくった。時にはワーウルフと協力をしないといけないものもあったが、しょうがない。そして、最後の謎は、これまでの謎を解いてきてわかったキーワードを叫ぶらしい。
「いいか、最後の試練だ。いくぞ、ウル!」
「わかった、えありす。せーの。」
「「はんにんはやす」」
この奇妙な家のドアが1人でに開いた。きっと見えない壁ももうないだろう。そんな気がする。今は謎の充実感と一緒のこの謎を解きまくったワーウルフと友情のようなものを感じる。お互い頑張ったもんな。・・・高い魔力を感じる。これは移動魔法?
「あっれー?大丈夫ですか?お二人さん。」
普通?の女
「トウカよ。先に出るんじゃない。なに!人間。」
なに!ダークエルフ高い魔力。こいつが足か。
「それは、珍しい組み合わせってエアリスじゃないか!こんなところでどうしたんだ?」
「ロイ先輩!どうしてここに?私は先輩の報告書を受け取りに行く途中でこの建物を見つけ調査してたのです。」
「おや、お二人はお知り合いで?」
普通?の女がいるな。そして、ダークエルフ!こいつらがロイ先輩と暮らしているやつらか。
「私達は昔作った家に誰かが入ったようなので、様子を見にきたんだよ。・・・ということは、君はワーウルフとこの家を出れたのか!これはすごい!」
「どうゆうことです?」
なにがすごいのか?
「あー、これはダルクさんとロイさんが仲良くなるように、協力して謎を解いていく、脱出ゲームを模して私がつくったんですよね。その時は・・・ちょっと失敗しちゃったんですが。」
「この奇妙な家はあんたが作ったのか!?」
「あれだけ、ふくざつなものはそうとうなまりょくがひつようなはず。」
「仕組みはワレがつくったがな。トウカは魔力をだしただけだ。」
「ということで、様々なギミックをとかないといけなかったわけだが、まさかワーウルフと一緒にやり遂げるとは!我が後輩ながら天晴れだな。」
やった!ロイ先輩に褒めてもらえた!!
「まさか、人間もここに来るとは。約束の場所は気をつけねばな。」
このダークエルフがウルの待ち人だったわけか。
「やっぱり、この家壊しておくべきじゃないですか?こんなふうに人と魔物が入ったら迷惑かけちゃいますよ。」
「いや、だから魔力を帯びすぎて壊せなかったのだ。」
話が見えないが、ひとまず先輩と合流できた。この後、2人になれば私本来の任務である定時報告を受けれるはず。とりあえず、その算段をつけるか。
「先輩、少し2人で・・・。」
少しだけ移動して、のちにゆっくり話せる場を作ってもらおう。
「そうだ。先輩、国からの定時報告書もありました。」
「そうか、珍しい!・・・ここでサラッと読んでしまうか。」
先輩!公文をこんなところで読むなんて大胆な!
「・・・エアリス。トウカを連れて一度城に行ってくれ。」
トウカって・・・あの子!を連れて、王国へ!?
次回、波乱の王国編へ?




