表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

てんてこ舞いが止まらない

作者:金子ふみよ
 巨勢貢は生徒会副会長になってしまった。
 風変わりな発明家で有名な叔父・菅原天満が理事長となって開校したばかりの道真学園高等部に巨勢は入学した。受験勉強が少なくて済む以外の大した理由もなく進学した彼は、自己評価というほど自身をかえりみたことはなく、また能動的に学校生活を過ごそうとも考えてはいなかった。
 新設の学校ということで、クラス代表の中から生徒会を構成することになり、巨勢の他に、生徒会長には、社長令嬢で統率力をいかんなく発揮するクールな三善玲那。会計には、長身がコンプレックスで、緊張やテンパると文末がおかしなことになるほど内向的な性格を気にしているがそれを何とか克服したいと思っている天然な橘和沙。書記には、バレーボール部に入りながら生徒会にも活動の幅を広げる、元気が取り柄の茅上梢がメンバーとなった。

 開校記念式典でのアクシデント回避に始まり、理事長から部活動や委員会の立ち上げ、生徒規約の早急な作成の指令が下り、さらには六月に行う体育祭の企画と準備を四月から始めるよう促さられ、生徒会顧問で巨勢の担任の小野単衣からも手厳しい指導がなされる。
 そんな日々の中、三善や橘や茅上からこの高校に進学することを決めた動機や、生徒会へ立候補した理由を聞き、それぞれのちゃんとした思いに感心するとともに、それらに巨勢が絡んでいると彼を評価する三人に戸惑う。なにせ自身には大した動機も理由もないのだから。
 そして、体育祭が

この慌ただしい日々の中で、巨勢が考えることは
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 101 ~ 108 を表示中
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 101 ~ 108 を表示中
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ