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てんてこ舞いが止まらない  作者: 金子ふみよ
第四章

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聞いた三人は

「貢、あなた本当につまらない選択の仕方をするのね」

 俺の話が終わると、三善が感想を述べた。俺もそう思う。高校選びは慎重にだ。

「「「でも、そのおかげで……」」」

「何だよ、三人して」

 三善、橘、茅上がまるでタイミングを計っていたかのように同じ言葉を言った。が、それがお互いに驚きだったようで、不意なハッピーアイスクリームは全くの意外だったようで、互いに目を丸くして顔を見合わせていた。

「私は素敵なおもち……副会長と出会えたわけね」

三善がそんな明らかに「おもちゃ」と言おうとしていた言葉を追加してから、

「さあ、午後からの仕事をしましょ」

 と言って席を立った。ごまかすならもっとわからないようにしてもらいたいもんだ。

 それにしても、人それぞれに歴史ありか。それがこうして集まって、また生徒会なんぞのメンバーになってんだからな。理事長なら

「人の引力なんだぜ」

 なんていう、わかるんだかわからんかのような、どっかの漫画かアニメから引っ張ってきたようなセリフで片づけるんだろうがな、俺にはそんなボキャブラリーは持ち合わせていなかった。


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