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てんてこ舞いが止まらない  作者: 金子ふみよ
第三章
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入学早々の課題テスト

 記念式典を終え、週が開け、本格的に高校生活が始まった。その最初にあったのが課題テストだった。春休みに出されていた薄い問題集はすでに初日に提出しており、その代わりに早速出ていたプリント類を休日にこなしていた。

 課題テストとはいうものの、基礎力を見るものが多く、数学なら計算やクイズ的な問題、英語なら単語・熟語を覚えているかとか簡単なリスニングとかで、国語は漢字、ことわざ、慣用句、古文の文学史の知識、文法なんかが出た。中には小学生レベルかと思う設問もあり、課題テストという名称にはなっているが、実質は勉強を怠りなくしてきたかどうか、あるいは問題集やプリントをやらせるための口実だったようにも思えた。それくらいにみんなが高得点になるんじゃないかと想像できるくらいのテストだった。


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