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てんてこ舞いが止まらない  作者: 金子ふみよ
第二章
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開校記念式典後、懇親会

 コンベンションセンターの三階で、懇親会が行われた。立食のパーティ形式で好き勝手に飲み食いできた。まさに余興だった。

 よせばいいのにここで活躍したのは我が叔父、理事長だった。

 頭に青いサングラスをかけ、オレンジ色のダウンぽいベストを着て登場し

「さあ、パ〇ルタイムの始まりだ」

 とか、かました。言葉の途中が〇になっているのはそこで俺が

「待てい!」

 とツッコんでしまったからである。すると、

「何言ってんだよ、パネルタイムって言おうと思ってたんだ」

 なんて言う明らかに今考えたろ的な答弁をするものだから、受け流すしかなかったのだが、その後にやったのはこれまた明らかにパズルだった。

「解けた順にボーナスだ。一位は食堂フリーパス券半年分、二位は……」

 そんな感じで、ご褒美付きのパズル大会となった。そこで一位になったのは、三善玲那だった。競技的なそれの他に、テーブルに運ばれてくる食事はパズルを解かないと食べられなかったり、ステージ脇にいきなり現れた大画面を使っての落ちゲーを希望制で行ったり、パズルと言ってもそう難しくはない、ただ娯楽的なものが至る所で行われた。


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