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ある少年と少女(2)

「大丈夫?」

「、、、うん、大丈夫だよ」

高くあげていた一本下駄を履いている右足を下ろしながら

とても心地のいい声で聞いてきた少女に

驚きながら答えるヨルに少女は

綺麗に咲くひまわりのような笑顔で

ヨルの方を見ていた


「よかった。もう大丈夫!!」

元気な声で少女は言った

首と右手、右足に鈴を付けていて

その鈴の音と一本下駄の歩く音が

心地よくヨルの緊張をなぜか和らげていた


「君は誰?」

「ボクはサクラこの国一番の騎士団の・・・・・」

「隊長!!!!!」

胸を張り自己紹介をしていたサクラと名乗る少女の

声に被さるように騎士団の鎧らしきものをつけた男性が

声をかけてきた


「隊長早く行き過ぎです。馬も私たちも置いていって・・・」

「ごめんごめんwww」

呆れていた騎士団にニカっと笑顔を見せていた


「何かあればお館様が心配してしまいます。」

「大丈夫だよ!ボクは最強だからね!」

心配している騎士団の人とは逆に

とても自信満々にそう答えるサクラ

呆れた顔をした騎士団の人が

ヨルの方に向き直った


「君、大丈夫かい?

私は神聖レレイム王国月下所属の

リヴァイ・シャローだ。」

「あっっ!ボクが先に自己紹介をしてたんだぞ!!」

リヴァイ・シャローと名乗る男性騎士に

自分が先に話していたのにと

不満を表すため小さい手を上に大きくあげて威嚇でもしているポーズを

とるサクラにヨルは笑みが溢れてしまった。

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