ある少年と少女(1)
初投稿です。
毎日投稿できたらいいなと思います。
『ガァァァァァ!!!!』
魔物に蹂躙されていく
村を眺めている1人の少年が居た。
「ヨル早く逃げるのじゃ」
隣に立っていた杖を付いた高齢の男性が
その少年に逃げるよう声をかける。
「でも、、、」
その少年はなかなか動くことが出来ずにいた。
15年住んできた大切な故郷が燃えていく様を
ただ眺めている自分の弱さを痛感していた。
そこに一体のオークが現れ
片手に持っている棍棒を老人に目掛けて振り下ろした
「じいちゃん!!」
ヨルは老人の前に割り込みその棍棒を
右手に持っていたショートソードで受け止めていた。
「グァ?」
自分の一撃を受け止められたオークは
不思議そうな声をあげていた
「は、、やくにげて、、」
オークの一撃を受け止めることはできたが
人間と魔物そこの力の差は大きく
2度目はないとヨル自身もわかっている
オークがもう一度棍棒を振り上げ
自分の一撃を止めた少年目掛けて
振り下ろそうとした時
「チャリン」
とても綺麗な鈴の音が聞こえたのと同時に
オークが消えそこに綺麗な浴衣を着た
少女が片足をあげて立っていた。
評価、酷評など
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