表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/37

足踏み

扉を開けて外に出る

いつもと同じでありながら

いつもとは違う光景


やけに静かで寒いと思っていたが

周囲を見やればそこは雪景色

白い雪のうっすらかかった

屋根に軒に樹々に

いつもの風景が違うものに


私は口元に冷たい両の手を近づけて

ふうと息を吐く


冷えた空気に白い息

少しだけあたたかくなった掌


白い雪に

ふと触れてみたくて

近づこうとしてみたが

手を伸ばしかけてやめる


そっと冬の名残を見つめ

その視線を空に向ける


早春の季節の変わり目

春はまだ足踏みしているようだ

外に出ると雪景色でしたので。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 三月も下旬ですが、まだ寒さがありますね。うっすら白い雪景色と、白い息と、掌のぬくもり。冷たさとあたたかさとが、伝わってくるようです。 過ぎゆく冬の名残を見つめ、見上げた空に春を探して。季…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ