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白い花





忘れてしまいたい

忘れたくないこの季節


白い花の夢

忘れられないあなた


首を振り立ち去ろうとするが

呪縛され

足は止まりそのまま動けない


誘われるままに香りの方向へ目を向けると

思い起こしたままの美しい白い花


その花から漂う芳香

甘やかに空を漂い

この穴の空いた心を強く惹いて


白い花びらは風に揺れる

あの時と同じように

あの時とは違う今も──


あなたが好きだと言っていた花


風にあなたの面影が揺れて

未だなお囚われた心は

あなたを見つめ続ける他なくて


ふわりと風が吹く


撫でるように優しく

残酷なほどの甘やかな

もう手の届くことのないあなたが

そこに香っていた

読んでいただきありがとうございます。

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