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ゆらゆら

そこはゆらゆらゆれる波の上


背には浮き輪

両の手足を海水に浸して

横たわり 


陽射しが眩く目を眇めて

潮風を感じて

見上げる空は青く遠く


冷たい海水

ゆらゆらゆれる波に

身を任せ

どこまでも流されていきました


ふと呼ばれたように横を向くと

コルクで封がされ白い紙の入った

青い硝子の瓶が

伸ばせば手に届きそうな距離に浮かんでいて


手を伸ばして掴もうとしましたが

もう少しのところで捕まえられないままに


それはすれ違い

とぷりとぷりと浮かんでは沈みながら

遠ざかっていきました


誰ひとりいない海の上で──

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