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思わぬ相手に喧嘩を売ってしまいました。
クロウがぶっ飛ばした岩石は大気圏を越えることはなくある山岳に隕石となって落下するのであった。
その場所ヒヤドル氷山。
大陸の北部に位置する極寒の山。
吹き荒ぶるブリザードはなんびとたる者を寄せ付けない絶対零度の場所を根城にする一頭の竜がいた。
その名は。氷竜アリスフル。
『来る!』
就寝中だったアリスフルは警戒心を高め空を見上げる。
すると、地響きに近い騒音が頭上から鳴り上空に意識を集中されると分厚い雲を吹き払いアリスフルは身の丈を上回る程の巨大な岩石が今にも押し潰さんと落下してくる。
『ふ、この程度の岩など撃ち落としてくれる‼️』
アリスフルは岩石を迎撃するべく飛翔し口部に魔力を集中する。
『失せろ!』
白銀の光が一線して岩石を鋭い刃物で斬りつけたような断面を残し一刀両断し真っ二つにして氷山を避けるように落下する。
『粉微塵にしてくる!』
両手を広げた魔法陣を展開し収束させた白銀の光で割れた断面の岩石を木っ端微塵とかす。
『ふん。他愛もない』
ツンと鼻を鳴らし砕け散った岩石の破片を掴み憤怒する。
『私に宣戦布告したこと後悔させてやるよ、勇者!』
アリスフルは岩石に残る魔力の残滓に敵対する相手の姿を探すべく南西の空へ飛びたった。




