あやかサイド~大丈夫、ギリセーフ……だよね?~
あやかサイド
私の馬鹿ぁぁぁぁっ!!! 何を大胆に攻めちゃってるのぉおぉ!? 高校生っ! 相手は純粋無垢な高校生っ!!
調子に乗って無い色気を絞り出して攻めてどうするの!? 処女なのに軽い女と思われたらどうするつもり!?
はぁはぁ……さっきから動悸が収まらずヤバい。なにせ高校生に強引に日焼け止め塗らせちゃったから……。
慣れない手つきで背中をまさぐられた時には、出してはダメな声が出そうになった。完全に変態お姉さんと思われてしまうところだったよ……。
特に拙い手つきで後ろのブラを浮かして日焼け止めを塗られた時には、顔から火が出るかと思った。それと同時に襲いかかってきた未成年への強制わいせつの疑い。
デッドラインを踏んだ感触があった。
オンライン……スポーツの世界とセーフだけども、デッドラインに関しては踏んだ時点でアウトだと思う。おまわりさんに連行されても文句が言えない挙動であったのは、認めざるを得ない……。
でも幸いこれは、いかがわしい行為が目的ではなく、崇高なる夏期講習前の息抜き。そしてあくまでも紫外線対策の一環。この場に人が二人しかいない以上、お相手の力を借りる他なかっただけ。
この大義名分があるおかげで犯罪にはなっていない筈。まさに紙一重だったけど……。
と言うことにしておきたい。お願い、させて……。
「おおっ……なんか体がいつもより浮きやすいような気が!? これが海水による浮力かぁ!」
そんな顔面ファイヤーしている私とは対称的に、目の前で無邪気に海を堪能する修君。仰向けでプカプカと浮いているんだけども、思っていた以上に引き締まった体が魅力的……。
って何!? どこ見てんの!? 私ってこんなにエッチだったっけ!? さっきからおかしなテンションになってるよね!? 少し頭冷やさなきゃ!
「うおぉ、戻ってきたぁ! あやかさ~ん、波って凄いですねぇ!!」
修君が波と一緒に流されて浜に戻ってきた……。遊び道具は何もないのに体一つでめっちゃ楽しんでるね……。流石は海初めてボーイ。
修君は満面の笑みで純粋無垢に海を満喫しているのに、片や私は何を悶々と……。よし、私も海ではっちゃけよう!
煩悩退散っ!
「お姉さんも遊ぶわよ! そおれっ!!」
「わっぷ!! もうあやかさんってば~。はしゃぎすぎですよぉ~」
思いっきりジャンプして海に飛び込んだ。海水が冷たくて気持ちいい。人もいないしおばあちゃんの家の海は最高だね!
それにしてもこの関係って、端から見ても本当の恋人同士に見えるんじゃない? 人、いないんだけどね……。
「はは、子供みたいですね」
「修君に言われたくないわよ、それっ!」
「あ、やりましたね? じゃあ俺も反撃しますよ? それそれそれっ!」
「きゃっ! ちょっと修君、男の子が本気出すなんてそれはズルいぞ! もう! ストップ、ストップぅ! 参った、参ったよぉ!!」
海水の掛け合いで修君が本気出してきた。おかげで顔も髪もびっしょびしょ……。なんだろう、海でこんな笑うのって子供の時以来かも♪
それもこれも……修君が居るからなんだろうな……。神様、貴重な体験と時間をありがとうございます!
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