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閑話 出版社社長と社員の会話

 いやーもう疲れました。お手当弾んでくださいよ。社長。

 連日登場人物が現れるのには参りましたよ。あれだけ架空の物語って表記しておいたのにね。皆さん言い分があるもんですね。

 まあ 社長が会うわけには行かないのはわかりますが、全員の言い分で訂正するんですか? はあ 確かに訂正しちゃったら、小説なんだから盛り上がりに欠けちゃいますよね。


 社長が作家だとバレたら困る?でも皆さんカーテンの向こうにいた社長が誰かなんて予想ついてましたよね。特にユリアーナ様なんか本当に怖かったです。


 エリザベス様が王太子殿下を好きで男爵令嬢に嫉妬してたと言う設定は外せませんよね。これが外れたら今回の騒動の基本が成り立たない。しかし実際のエリザベス様はそんなに冷たくされたら惚れることなんかできなかったでしょうね。え?そうなんですか。惚れられたら困るからわざと冷たくしてたって?自意識過剰ですか?女はみんな俺に惚れるとか言っちゃうやつですか?いやそれが本音だったら最低じゃないですか。はい。皆さんの言う通り最低です。

 な なんですか。わざとやったのなら皆さんに最低と言われるのも覚悟の上でしょうよ。

 黄色のカーネーションのエピソードなんて最悪な話じゃないですか?え?なんですか?違う?さすがにそんなことはしない?単に侍従に丸投げしたら、エリザベス様を嫌ってると思ってる侍従がやったことだ?でも配下の罪は上に立つものの罪ですよね?それからは反省して贈り物はしていない?反省のしどころが違うんじゃないんですか。最低。本当に皆さんの気持ちわかります。


 で、どの方の言い分も飲まないそれでいいんですか?まあマリアさんは恐喝に来ただけでしたけどね。どうしてお金渡したんですか?それも大金。え?たいした金額じゃない?なるほど私とは金銭感覚違いますね。

 マリアさんには憐憫の情でもあったんですか?利用したとか言ったらしいじゃないですか。

 でもマリアさんも利用されただけだって言ってましたけど、エリザベス様を陥れようとしたり、できませんでしたけど、リューイ様とアルフレッド様を籠絡しようとしたのですから無実じゃないです。よくあんなに自分は悪くないんだけどと言えるものだと感心しますよ。


 まあ 幼馴染のパン屋にお金踏んだくられておしまいでしょうけどね。だって地位に目が眩んで、自分を捨てた女を今更受け入れる事ができるんでしょうかね?え?純愛だったら待ってたんじゃないかって?男爵令嬢になったら、普通戻ってこないでしょうよ。待つ意味ないでしょう?あなたに純愛とか言われると薄ら寒いです。自分は愛を貫いた?ああ ユリアーナ様の話にあった不倫愛ですか。身勝手に巻き込んだくせによく言いますね。


 まあ 私はあなた雇われた身分ですから言われた通りにしますよ。じゃあ訂正無しで重版かけますからね。ユリアーナ様の脅しは本当にいいんですか?もうすぐ公表されるからいい?そうですか。じゃあ手続きします。




 

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