脚本家,倉本聰さん
脚本家で劇作家の倉本聰さんは、9月18日に多臓器不全のため北海道富良野市の自宅で亡くなりました。91歳だった。
倉本聰は、日本の国民的テレビドラマ「北の国から」などで知られる著名な脚本家だ。
「便利さの中に幸せは見つからないという気がしている。今、むしろ不便の中に幸せはあると感じる」倉本さんの熱い言葉にはいつも心に打たれる者がある。
文明の発達で暮らしは便利になり、人は経済的な豊かさを得た。しかし、幸せか?と自分に問いかけるとそれは疑問に思うこともある。幼い頃の無邪気で活発であった自分だ。
学校帰りには友達と夜遅くまで遊び,いけないことはたとえ赤の他人でも叱られた。
なにもなかった時代だからこそ、学び,自分たちだけで遊んだ日々がとても楽しかった。
生きる喜びを享受できているのか。何のための進歩なのか-。問いかける
東京出身で東大を卒業した倉本さんは、バブルの到来前に富良野に移住する。沢水を生活水とし、くみ取り式便所を使い、人は知識ではなく知恵で生きるものだと地元の人に教われた。
移住なくしてドラマ「北の国から」は生まれなかったと倉本さん。
「東京感覚で放っておいたら、ひどいものができたと思う」と語りドラマは大きな反響を呼び、1981年からスペシャル版も重ねて21年続いた。
実体験に基づいた物語は味が違う、人の温かさや華やかさ,切なさを表現している。
倉本さんの訃報が届いた。91歳。
メッセージは一生色あせないだろう。




