「黒のシャンタル第一部」について・その1
仮にも「創作ノート」と銘打っていながら、最近はあまりどんぴしゃ創作については書いていないような気がします。かすってるとは思いますが。
登場人物の紹介は一応それっぽいですが、これも一段落したことだし、それじゃあ一度原点に戻り、私が初めて投稿した「黒のシャンタル」について、あらためてちょっと書いてみたい。何しろ第一部が完結したのは2021年5月20日です。もう3年も前になるんですね、あらためてびっくりです。第一部だけで354話。文字数にして717,824文字(カクヨム調べ)と、自分で思っていたよりも長編となりました。
なんでこの作品を書き始めたかについては、ここの最初の方に書いてありますが、第一部、第二部、第三部と、それぞれちょっとばかり性格が違っておりますので、各部に分けて、作者らしくなんぞ書いていこうかなということです。
「黒のシャンタル」をずっと読んでくださっている方は、もちろん色んなことをご存知だと思いますが、何しろ長い物語、気になるなと思っても、
「ちょっと今から手をつけるのはなあ」
と思ってらっしゃる方もおられるでしょう。そんな方に色々知っていただいて、もしも興味を持っていただけて、読んでいただけるとうれしいな、とかも考えております。
ということで、まず第一部からまいります。
まずこのお話、主人公のトーヤが仲間に別れを告げるところから始まります。
この時トーヤは25歳。職業は傭兵。かなり若いというか、まだ子供の頃からこの道に入っているので、すでにエキスパートと言えるでしょう。
仲間は18歳の魔法使いシャンタル、16歳のやはり傭兵のアラン、そして13歳の紅一点、アランの妹のベルの3人です。ベルは戦闘には参加しませんが、サポートメンバーのような形。
トーヤとシャンタルがアランとベルに出会ったのが三年前、それからチームを組んでうまくやってきたはずなのに、トーヤはシャンタルと2人で目的とは違う場所に行くので一緒に行けないとの宣言。兄と妹はさすがに怒って理由を話せというところから、物語がスタートです。
実はシャンタルは二人には理由を話さず、そっと離れたいと希望をしてたのですが、それをトーヤが説得して話をすることになりました。
八年前、とても信じられないような出来事があり、運命というものを信じるしかなくなったトーヤと、その運命にアランとベルを巻き込みたくないというシャンタルの葛藤の末の結論です。二人に過去の話を語る形で、少しずつ「黒のシャンタル」の背景などを理解してもらい、時に聞き役のアランとベルに質問してもらうことで、かなり特殊な神話や世界観を理解していただこうと思ってこの形を取りました。
こちらも宣伝となりますが、三年前の4人が出会うことになったきっかけが外伝の「銀色の魔法使い」になります。
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当時10歳だったベルが主人公、ベル視点で話が進みますが、ちらちらと本編の「秘密」に関わるような会話もでてきたりしますので、よろしければこちらもご一読いただけるとうれしいです。
全30話の中編になってます。




