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小椋夏己の創作ノート  作者: 小椋夏己
2024年  6月

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分かる人だけ分かればいい

 前回の「伏線」と関係のあることなんですが、伏線だけに限ったことではないのであらためてこちらで。


「伏線だったことを分かってほしいから説明する」


 という作者の方がいらっしゃるらしい、ということを書いたんですが、私自身はそういう気持ち、ないことはないですが、どちらかと言いますと、


「分かる人だけ分かればいい」


 という気持ちです。


 朝ドラ「あまちゃん」で花巻さんがそう言って、他の人に理解されなくても独自のネタを次々展開していくんですが、私もまさに花巻さん派です。


 例えば拙作「黒のシャンタル」にも、時々そういうセリフをはさんだりしています。分かる人だけ分かってくれればいい、そんな気持ちで。

 例えば、当時はまっていた「戦隊モノの悪役」の決めゼリフというか、そういうのを主要キャラが口にしたりしていますが、これはあえて言わせてます。


「分かってくれる人がいたらいいなあ」

 

 そう思ってドキドキしながら書いたんですが、残念ながら今のところ誰も反応してくれず、ちょっとだけがっかりしています。

 まあ、読んでくれてる分母が少ない上に、当時その戦隊モノを見てる人、そしてコメントなどを書いてくれる人という条件が揃わないと、反応がなくても当然でしょうね。そして放送が終わってしまった今となっては、もしも読んで「あれ?」と思ってくれても、もう前のことなので特に何か言ってくれる方はいらっしゃらないでしょう。ちょっとさびしいですが、こういうのも「時期もの」なのでそういうものでしょう。


 他にもちらちら、伏線以外にも、


「これ、もしかしたら誰か反応あるかな」


 みたいにはさむことはあるんですが、これも残念ながらほぼ反応はないです。本当に少ない回数ですが「これ、もしかしてあれですか?」と言ってもらった時は本当にうれしかったなあ。思わずパソコンの画面を目の前にして、「やった!」とガッツポーズ取りました。そのぐらいうれしい。


 という風に、やっぱり反応があるとうれしいんですよ。ほんの少し前に書いたエッセイでも「これあれですね」って反応があり、分かってくれた人がいるーと思ってうれしかったものです。


 だから「伏線だったんだよー」と説明する気持ち、本当によく分かるんです。


「うん、分かる分かる、分かってほしいよね、伏線だったって言いたいよね」


 そうは思うんですが、そこで実際に説明するという気持ちには、私はなりません。今日のタイトルのように「分かる人だけ分かればいい」し、その上で「言いたい人だけ分かったと言ってくれればいい」と思っていますので、上に書いた悪役キャラのセリフやら、その他色々な作品からちょろっとお借りして挟んでる文章などは、何か言ってきてくださらない限り、自分から、


「これはあれなんだよー」


 と言うつもりはありません。


 なんでしょうね、美学とまでは言いませんが、伏線とかそういうのって、そんなものだと思ってるから。


 もしかしたら「これは伏線かな?」と思ったそれは、実際には伏線やそういう差し込んだネタではなかったりする可能性もあると思います。ですが、もしかしたらそうかなと思う楽しみ方、そういうのもあっていいんじゃないかな。


 もちろん「あれってあれですか?」と聞いてもらったら、うれしくて会話がはずむきっかけにもなりますので、これからもこっそりと小ネタを仕込んでいくつもりです。密やかな楽しみなのです。

※2024年6月28日初回掲載

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