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小椋夏己の創作ノート  作者: 小椋夏己
2024年  6月

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伏線

 少し前なんですが、私のエッセイ「色んなことが、ふと、気になって」にしばしば登場する腐れ縁のH氏が、ぼそっとこんなことをぼやいてました。


「文末で作者が伏線説明してて萎えた、説明したら伏線の意味ないだろう」


 どこでどういうことだったのかよく分からないので聞いてみたんですが、H氏が読んでた小説で、


「更新した文章の文末に今回のここの部分はこの先の◯◯の伏線です」


 と書いてあったらしい。


 なるほど、そりゃぼやくな。


 H氏によると、中には後から「あそこは伏線だった」とバラす作者もあるらしいですが、先にバラしてるやつは初めて見たと言うことです。


 伏線ってやっぱりありますよね。拙作の「黒のシャンタル」にももちろんあります。それって書いてる時に、


「後々こういう形で出そう」


 と思うものと、


「そういや前にこういうこと書いてたな」


 と、結果として伏線になるものがあるんですが、他の作者の方はどうなんでしょう?


 せっかく書いたんだからもちろん気がついてもらえばうれしいんですが、もしも気がつかれなくても、それはそれで仕方ないし、そういう読み方もあるんだろうとは思います。


 そういえば思い出すのが、私が一時期はまりまくった「進撃の巨人」なんですが、この作品、かなりの終盤になって秘密のネタバレが次々に出てきた頃、かなり初期に描かれた1シーンが伏線であったことが分かり、


「え、10年も作者黙ってたの? それが今回収!」


 と、とても驚かれたことがありました。


 何しろ第一話(このタイトルがすでに伏線)に描かれたシーンの伏線回収が30巻ですから、まったく恐れ入ります。


 そのシーン以外にも、


「ここに◯◯と✕✕がいる!」


 と言われて確認してみると、確かに、


「え、この小さくてあるかどうかすら記憶に残らないのがあの2人か!」


 みたいに描いてあったので、心底驚いたものです。


 もっとも、このシーンに関しては意見が分かれる所で「単なる作画ミス」との意見もあり、作者がはっきりと「伏線でした」と言っていないので、本当のところは分かりません。ですが、やたらとこだわりのある「13」という数字ともあいまって、そうではないかとの意見もまだ残っています。


 そこを、


「どっちでした」


 と今のところ言っていないと思うので、伏線ってそんなの「で」、いや、そんなの「が」いいんじゃないかなと私は思うんですが、いかがでしょうか。


 まあねえ、分かりますけどね。


「ここ伏線なの、分かって~」


 って気持ちも。


 でもH氏がぼやいてた気持ちの方が、私は分かるかな。

※2024年6月28日初回掲載

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