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小椋夏己の創作ノート  作者: 小椋夏己
2024年  6月

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「書く」と「読む」

 ふと気がつくとここ数回は


「なんとか」と「なんとか」


 というタイトルが続いていました。前回は「小説とエッセイ」だったんですが、揃えて、


「小説」と「エッセイ」


 にしてみました。どっちでも変わらないですが、なんとなくその方が揃ったように思ったもので。


 それで今回は、


「書く」と「読む」


 です。


 前回は、


「小説とエッセイでは書く立ち位置が違うので小説よりエッセイの方が書くのが楽」


 みたいに書いたんですが、これは読む方でもそうだと思います。


 書いたものを投稿して、同じく他の作者さんたちと交流させていただいています。長年仲良くさせていただいている方もいらっしゃいますし、お初の方もいらっしゃいます。そんな方が足跡を残してくださったら、まずそういう方の作品から拝見しているんですが、読む方もやっぱり、


「小説よりもエッセイの方が読みやすい」


 と思います。


 これはやっぱりその世界観に入れるかどうかが違ってくるからでしょう。エッセイの場合は作者さんの日々感じていることをおしゃべりしているように書いてくださっているので、そのことにこちらも素直に「そうですよね」「え、そんなことが!」「知らなかった」「うけました」と感想を持つことができ、コメントとして書かせていただくことができます。

 これがとても楽しいんです。特に「カクヨム」ではまるでSNSのようにやり取りができて日々の楽しみになっています。

 「小説家になろう」はそのあたりがちょっとタンパクで、私も読ませていただいてもなかなか交流とまではいきません。ですが投稿数は多いので、選ぶ楽しさはあるかも。


 エッセイはそういう感じでさっと読んでさっと書いてという感じですが、小説の方はやはりなかなかそうはいきません。書く時と同じく、その小説の世界に入ってから読む必要があるからです。


 長い長い、現在1200話を超える話を書いていてこんなこと書くのは本当に勝手だなと思うんですが、長い小説の場合はまずその世界のお約束を分かった上で、登場人物のことも分かって読まないといけない。その作業が少し前までしんどくてなかなかできませんでした。書くだけではなく、読む上でも余裕がなくなっていたようです。


 短編はまだいいんです。シリーズだとしても原則のお約束だけ押さえておけばさっと読んでなるほどと思えるから。この点は書くのとはちょっと違いますね。書く時には短編でもその世界に入らないと書けませんから。

 

 ということで、ここしばらくはエッセイを優先で読ませていただいていて、長編は途中でストップさせてもらっていた作品がたくさんあって、とても申し訳ないことをしていました。ごめんなさい。

 投稿作品だけではなく、販売されている作品もほぼ読むことがありませんでした。家の本で読みかけのままほったらかしている本のなんと多いことか。


 ですが、読むこともしないとアウトプットができないんですよね。インプットなしでは中身がスカスカになってきて、書くこと、追い出す力が弱ってきてるように感じてました。

 前は短編など、お風呂に入ってボーっとしてるとほわんと何かが浮かんできて、「あ、これ一本書ける」と急いでお風呂から出て書くという感じだったんですが、今は絞らないと出てこない。勝手に出てくることもあるけど、浮かんでくるというより「よっこらしょ」っとやっと立ち上がるという感じです。


 やはり書くことは読むこととリンクしてるんだな、読む力が弱ると書く力も弱るんだなと実感していました。


 その点、エッセイは日々の生活、目にしたこと耳にしたこと体験したことを「これ書こう」と思えるのでインプットが枯れることがない。そして他の作者さんが書いていらっしゃることも全部インプットになって「そういや自分もこんなことあったな」と思い出して次のヒントになるので、いくらでも書いていられます。


 少し余裕ができた今、少しずつエッセイばかりではなく、小説も読ませていただけるようになったらいいなと思っています。


 ちょっとずつ、元に戻ろうとしている自分を、凹んだクッションがお日様の力を借りて膨らむように、他の方の作品に手伝っていただける、そんな気がしています。

※2024年6月26日初回掲載

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