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小椋夏己の創作ノート  作者: 小椋夏己
2021年  7月
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さて、何を書けばいいのか

「小説を書くぞ!」


 そう決めたのはよかったのですが、実際に手をつけるまで、まだ少しかかりました。 


 色々と悩んだ末、実際に書いて、勢いに任せるように投稿したのが、今も連載を続けている「黒のシャンタル」という作品ですが、これを書くと決めるまでがまた大変で……


「一体何を書けばいいんだろう?」


 自分の頭の中にはぐるぐるぐるぐる、色んな世界が回ってます。その一つをひょいっと掴まえて書けばいいのだと思ってはいるんですが、はてさてどれを掴まえればいいのやら。


 手塚治虫先生の「ブッダ」の中で、ブッダが命を落としかけたスジャータという少女の魂を助けに行くシーンがあるんですが、ちょうどあんな感じ、あんなのが頭の中にある感じです。


「適当なのを掴まえなさい、どれも一緒だから」


 そう言われてブッダは掴まえた魂を持ってこの世に戻り、無事にスジャータは息を吹き返します。


 そこも一緒かなと思いました。

 結局、どれを掴まえても自分が文章を書いて形にしていくしかない、その作業は一緒だろう。完成して初めて作品になるのだから、そんな風に思いました。


 そして選んだ一つが、シャンタルのさらに原作と言っていいんでしょうか、作品の中に出てくる「アルディナの神域」の話です。自分で作った神話の話、そのベースになる世界の物語です。


 これはもうめちゃめちゃ長い。ちょこっとだけ手を付けたものの、


「さすがに初めて書くのにこんな長いのはだめだろう」


 そう思って考え直しました。


 そしてその中に出てくる登場人物の話、その一つなら、外伝的なそれならもう少し短く書けるんじゃないだろうかと思って書き始め、半年ほどで一部を書き上げ、今は二部を書いています。


 考えたらこれも結構長い話になってます。うん、あっちはやめてよかったと心の底から思います。


 書き始めた時に思ったこと。


「日記をあれだけ毎日書けるのだから、これも短くても毎日更新しよう」


 そう決めて、最初は苦労しましたが、なんとかある程度書き溜めができたので、毎日更新できそうだと勇気を振り絞って投稿ボタンをクリックしたのでした。


 それから、最初は毎日1本を公開していましたが、そのうち書き溜めが溜まりに溜まってきて、


「あーもう早く投稿したい!」


 そう思って何本か更新するようになりました。


 今は平日2本、週末1本、たまに本数書けている時は週末も2本、という感じで更新ができています。このペースを守って、できれば今年中に二部を完結させたいなあと思っています。

※2021年7月2日初回掲載

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