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小椋夏己の創作ノート  作者: 小椋夏己
2025年  2月
128/132

AIに「黒のシャンタル」の序章を読ませて要約させてみた

 今流行りのAIですが、面白がって絵を描いてもらったり、自分の小説の紹介文を書いてもらったりして遊んでたんですが、ふと、


「私の小説を読ませて要約や修正させてみたらどんな文章になるのかな」


 と、思ってやってみました。


 自分の代表作だと思っている「黒のシャンタル・第一部過去への旅」の序章の部分だけをテキストとして読ませて色々言ってみました。


「この文章の要約」


 と言って見たところ、以下のような文章を出してくれました。


この文章は、トーヤ、シャンタル、アラン、ベルという4人の登場人物を中心に展開する長編小説の一部で、彼らの会話や行動を通じて過去と現在の関係性が描かれています。以下に要約を示します。

物語は、トーヤとシャンタルが東へ旅に出る場面から始まり、彼らが安宿に滞在しながら過去の出来事を振り返ります。トーヤは幼い頃に戦争で両親を亡くし、生き残った兄弟と共に「戦場暮らし」を経験。その後、シャンタルと出会い、彼女と共に旅を続けます。一方、アランとベルはトーヤの近くに住む幼馴染で、戦争の影響を受けながらも生き延び、複雑な感情を抱えています。

会話の中で、トーヤがシャンタルに「神々の話」を語る場面が登場します。アルディナという神域に住む神々が人間界を創り、戦争や分裂を繰り返した歴史が語られ、シャンタルはその話に疑問を投げかけます。また、生き神マウリャが人間の娘から生まれ、神々の影響を受けた国々の興亡が説明されます。

やがて、トーヤとシャンタルが再び旅に出る準備を進める中、アランとベルは過去のトラウマや家族との別れを思い出しつつ、トーヤを支えようとします。物語の終盤では、トーヤが戦争で傷ついた経験を語り、シャンタルとの出会いが彼の人生を変えたことが明らかになります。4人はそれぞれの過去と向き合いながら、未来への一歩を踏み出そうとします。

この部分は、戦争の残酷さと個々の生存者の葛藤、そして神話的な背景を交えた人間ドラマを描いており、登場人物たちの絆と成長がテーマとなっています。


 合ってるようで合ってないのが面白いです。


 トーヤは戦争で両親を亡くしてないし兄弟もいない、アランとベルとは幼馴染みじゃないしシャンタルは彼女じゃない。生き神マウリャってマユリアを一度英語で読んで日本語に再翻訳してるからこうなったのかな。


 ぱっと見た人が「なるほど黒のシャンタルってこんな話か」と思ってもらったら、「いやいや違うから!」と思い切り否定する内容ですが、なんとなくそれっぽいのが笑えます。


 そして最後のテーマを語ってくれてるところ、うむ、別作品だな。


 完全に合ってると言える部分はかなり少なく、確実に正しいと言えるのは、


「シャンタルとの出会いが彼の人生を変えたことが明らかになります」


 の部分ぐらいかも。


 やってみて、AIってなんだか背伸びした子どもみたいだなと思いました。すごく大人びた言い方で一瞬正しいみたいに見えるけど、よくよく見たらアラばかりという感じ。


 まだまだ発展途上だなとあらためて認識して、AIが教えてくれる情報はいまいちど確認してみた方がいいみたいだなと思いました。


 とりあえず「黒のシャンタル」はそんな話じゃないので、よろしければ正しいお話をお読みください!

この部分の参考にした序章は「1 突然の宣告」から始まります。


https://ncode.syosetu.com/n0290gp/2



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