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小椋夏己の創作ノート  作者: 小椋夏己
2024年  8月
122/132

「呪医テイト・ラオの診療日誌」について

 どうしようもなく暑くて、最後まで自然の脅威に振り回された2024年の8月が終わり、まだまだその余韻の中にありますが秋の第一歩、9月になりました。


 そして日付が変わったその瞬間、不定期更新のシリーズ物、


「呪医テイト・ラオの診療日誌」


 の連載開始です。


「おいおい、やたらと長くなってる『黒のシャンタル』どうなってんだ」


 と、お思いの方もいらっしゃるでしょう。もっともです、私だってそう思います。ですが、シャンタルを優先にしつつ、こちらもぽこっと思いつくように更新していこうと思っています。


 実は、


「シリーズ物書きたいなあ」


 と、全然別の作品を準備してたんです。もう色々形もできてますし。実際に2話ほど書いてほったらかしにしてます。準備してたのはもうずっとずっと前で、その後で本当に色々なことがあり、放置することになりました。


「そろそろあれの続きを書くかな」


 と思っていたところ、いきなり、


「え、何、そのお医者さん!」


 というやつが私の中に降りてきました。


「その症状が肉体的精神的なことからくる疾患か、それとも霊やらそんなことからくるオカルト的症状かを判断するお医者さんいてもいいんじゃないの?」


 誰かにそうそそのかされ、じゃなくて囁かれ、あっという間、本当に5分ほどで形が決まってしまいました。


「できてしまったら書くしかない、書かないと忘れるじゃないか」


 ということで手をつけて、


「よし、9月1日から連載開始だ」


 と決定しました。


 私が小説を書いてることをカミングアウトした一人、SちゃんにSNSで、


「思いつきで新しい連載を不定期で始めようとしている僕」


 と言ったのが8月26日のことでした。


 この待ってる間の長かったこと! 早く出したかったー!


 このやたらと暑くてどうしようもなかった8月に、以前のようにシャンタルをさっさかと書けるようになり、半月の間毎日更新できました。すごくうれしかったです。私の頭の中でキャラたちが「早く出せー!」と出る順番を待ってるんです。やっとその声に答えられたような感じ。


「そんな感じでさあ、新しい連載なんてやっちまったら、またおれら、みかん食べながらこたつに入ってないといけなくなるんじゃねえの?」


 と、ベルが不審そうに見てますが、テイト・ラオは不定期更新にしてるので、毎日書かないとと自分で自分を追い立てるようなことはやるまいと思っています。そしてもう一度言うけど、書く時にはもちろん君たち優先だから。


「そんじゃいいけどさ、ここまできてんだから、とっとと話進めてくれよな」


 と、なんとかベルも納得してくれたようで、行動に移すことにしました。


 毎日更新できたのは本当にうれしかった。ですが、一度走り出したら、


「毎日書かないと!」


 と、また自分で自分を追い詰めそうなんですよね。普段はそれで全く問題ないんですが、というか書きたいんですが、体調不良だの、仕事や用事でどうしても執筆の時間が取れない時にも必死に書こうとしてしまう、書かないことが悪であるかのように。そうならないためにも、こういうのを書いて入れてみようかなと思ったという部分もあります。


 シャンタルが長くなってる分、あっさりと箸休め的に書けて読める作品を書きたい。そんな感じで始めてみました。


「ふむふむ、つまり僕は緩衝材ってことでいいのかな?」


 と、新顔のラオ先生がなんだか複雑そうな顔してますが、決してそういうのではないからね、君ともこれから長くお付き合いしていただきたいので、とりあえずよろしくおねがいしますよ、ね?


 てなことで、大事にしたい子が一人増えたので、トーヤたちも仲良くしてやっておくれ。


「まあいいけど、野郎かよ。どうせだったら豊満美女とか……って、ア、アランがそんなこと言ってましたあ!」

「え、俺!?」


 と、なんだかまたごちゃごちゃもめてますが、ラオ先生が生暖かく見てるよ、先輩たち。


 それからこれは黙っててもいいようなものですが、第1話を投稿し、第2話を投稿する時に、


「こっちの方がタイトルいいんじゃないかな」


 と、最初に決めてた「呪医テイト・ラオの診察日誌」をこっそりと「呪医テイト・ラオの診療日誌」に変更してあります。ぱっと見て分からないと思いますし、気がついた方はほぼいらっしゃらないでしょう。でも一応そういうことで「診察じゃなかったっけ?」と思った方がいらっしゃったら、記憶間違いではないとだけ付け加えておきますね。

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