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小椋夏己の創作ノート  作者: 小椋夏己
2024年  8月
119/132

PVの密やかな楽しみ

 思えば初めて「黒のシャンタル」を「小説家になろう」に投稿したのが2020年11月3日のこと、もうすぐ4年になるんですね。


 予定ではもうとっくに最後まで書き終わってる予定でした。なんやかんやあって更新速度が遅くなってるのも完結していない理由の一つですが、やっぱり一番大きいのはなんだかんだ書きたいことが出てきてしまったからでしょう。


「長すぎるねん」


 と、腐れ縁のH氏にも言われましたが、はい、その通りです。ちょっとは反省しています。

 

 長い話なので何百話になります。第一部、第二部、第三部を合わせて1200話超えでまだ連載中。果たして全部で何話になりますことか。


 そういう話なので、一人の方が気にいって読んでくださったらあっという間に「PV」つまり、読んでもらったページ数が増えます。最初のうちは意味がよく分かっていなかったもので、ある時やっと「アクセス解析」という存在を知り、それからちょこちょこ見るようになったら、ある時突然何百ものPVがあって、


「何が起きてるんだろう」


 とびっくりしたのを思い出します


 ですがこれ、書いたページ数が増えたからこその罠、と言っては変ですが、読者が何百人も増えたというのではないというのが事実です。


 たとえば10ページの作品が100ページ読まれていたら、単純に頭割りすると10人が読んでくれたということですが、100ページの作品だったら1人だけが読んでくれたという可能性もあるということです。投稿サイトによって多少システムが違いますが、大体がそう思っていいと思います。


 現在投稿を続けている「小説家になろう」はどのページが読まれたかが分かるのは2日ほど後で、その時に分かるのはその作品がその1時間に何ページ読まれたのかということです。そしてそれがパソコンからかスマホからかの区別もつきます。


 もう一つの「カクヨム」では読まれているとリアルタイムで分かることがあります。「カクヨム」では千ページを超えて読まれた作品では、その先は「K」で略して表示されますので、999ページまではぱっと見てページ数が増えたのが分かりますが、「K」になってしまったのは、次にまた100ページ読まれるまではパッと見て読まれていることが分かりません。「K」の下は小数点で表すので「1.1K」の次に「1.2K」になった時に100ページ読まれたことが分かる仕組みです。

 それも自分の「ワークスペース」で数字の上にカーソルを合わせると1ページ単位で分かるのと、棒グラフもついてるので読まれていると分かるようになっています。


 これがね、なかなか楽しいんですよ。ある時突然、


「あ、なんか100ページ以上読まれてる」


 と思って見に行くと、更新した途端に読まれた数字が1つ増えることがある。


「今、誰かは分からないけど私の作品を読んでくれてるんだなあ」


 と思うと、ものすごくうれしくなります。それで100ページ読まれてるんならこのあたりかなとそのへんを探り、更新するとまたあるページのPVが増えたりするんですよね。


「あ、今このページ読んでくれてる」


 めっちゃくちゃうれしいです! 何か連絡取る方法があったら「ありがとう!」と連絡したいぐらい、踊りたいぐらいうれしくなります。


 それからそのページ数なんですが、いくら増えてもその話のページ数以下だった場合、読んでる方は1人かも知れないんですが、もしも500ページの作品で501ページとか読まれていたら、


「あ、少なくとも2人が読んでくれてるんだ」


 と、もうジーンときますね。


「1人じゃないって素敵なことね」


 そういう歌詞の歌がありましたが、まさにこれです。


 もしかしたら500人が一斉に1ページだけ読んで「面白くない」とやめてる可能性もありますが、最初の方のページの数字が増えず、更新するとまた1ページ、1ページと数字が増える。そんな時は他のことをやってても、ついワークスペース戻って「F5」押して、


「まだ読んでくれてる~」


 と歌いたくなります。

 

 自分で好きに書いて好きに発表してるだけとは分かっているんですが、やっぱり読んでくれる方がいらっしゃって、時にコメントとかいただけるのはやっぱり楽しくてうれしいです。今は「いいね」みたいなシステムがありますので、コメント書いたり感想を書いたりは恥ずかしいという方も、そこをクリックしてくれたら何か反応があったのが分かるので、書き手の励みになります。


 私も読ませていただいた作品には何か反応をと思うんですが、書き手としては「ガンガンいこうぜ!」というタイプなのに、読み手としてはちょっとばかり恥ずかしいなと思う気持ちもあり、そういうボタンを活用させていただいて、それでまた書き手読み手のお知り合いが増えることをうれしく思っています。


 「カクヨム」ではそうして少しずつお知り合いが増えてるんですが、残念ながら「小説家になろう」ではあまりそういうつながりができません。もうちょっと交流を持てる機会があればいいのになあ。せめて「いいね」ボタンとかを押してもらったら通知が来ないかな。「感想」と「誤字脱字」の連絡はいただくんですが、その他は結構静かなのでちょこっとだけさびしいです。というか、そういう連絡も、ブックマークやいいねが増えることもほぼないもので「小説家になろう」では一人静かに書いて更新してるだけの日々です。

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