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小椋夏己の創作ノート  作者: 小椋夏己
2024年  7月
115/132

スランプ・その1

「スランプ」


 と聞くとみなさん、どんな光景を想像されるでしょうか?


 私は、漫画家とか作家とか、そういう何かを生み出すお仕事の人が、真っ白な紙を目の前にして、頭を抱えながら、


「ああ~アイデアが浮かばない~」


 と苦痛に満ちた表情をしているところが浮かびます。


 その後は人気作家だったら「先生どうなってます?」という編集の催促に胃を痛め、その挙げ句に逃げ出したものの捕まって「締め切りに間に合わせてもらわないと困ります」と、どこぞの旅館やホテルに缶詰にされる、そういうのがスランプかな、と。


 もしもそれがスランプなら、おそらく今のところはなったことがないかな、私は。もちろん、捕まえられて缶詰にされるような状況はもちろんないですが、真っ白な紙ではなく画面を見つめて「ああ~書けない~アイデアが~締切が~」ということはないということです。


 書きたいこと、アホみたいに浮かびます。小説はそれでも世界を作らないと手を付けられませんが、話としてはある。今書いてる「黒のシャンタル」は最後まで話ができてますし、その外伝みたいのもあっちこっちから枝がニョキニョキ伸びたみたいに生えてくるので多分、それだけでも一生書くのに困らないかなと思うぐらいに色々とあります。

 そしてシャンタルの次に書こうと思ってる同じ世界軸の話とか、元々シャンタル書く元のもっと長い話(今以上にかよ!)とか、それは全然関係ない時代物、他のファンタジー、ちょっと笑える話とか、「書けない」という要素が出ないほど書きたいものはあります。

 小説がそんな感じで、エッセイとなると、それこそ一日何本だって書けると思います。気になること、目に付くこと、不思議に思うこと、笑うこと、腹立つこと、疑問に思うこと、世の中にはそんなことがあり過ぎて困るぐらいです。

 

 ですが、この1年ぐらいは思ったように書けませんでした。どうして書けなかったか、それはやはり一番は時間と体力がなかったことです。色々と環境その他が変わったことでやらないといけないことが増えてしまい、そうなると疲れもたまる。疲れがたまると元々なかった体力にますます影響して、今まで1時間でできてたことが1時間半、2時間かかってしまうことになり、そうするとますます時間が足りなくなる。その悪循環にはまってしまっていました。


 それでもエッセイはまだ書けます。そのままの自分で思ってることを引っ張り出して文字にするだけの作業ですから。それと毎日書いてるブログも、特に広告目当てで写真を載せたり宣伝したりするわけではないので、やはりささっと書いて終われるんです。


 ただ、このシリーズの「「エッセイ」と「小説」」で書いたんですが、小説がなかなか書けない。それまで長編と短編とかとっとこ書いてたのに、キャラが座ってるこたつに入れないんです。


「1時間ぐらいあるんだろ、ここ来てこたつに入って温まれよ」

「そうそう、みかんもあるよ」


 と、トーヤやベルが言ってくれても、


「うーん、今いいかな、寝るわ」


 と、遠慮してしまう感じ。


 それで毎日更新を諦めました。自分で自分が信じられないような状態です。


 こういうの、これも「スランプ」って言っていいのかな? ふと思った疑問です。


 みなさんは「スランプ」感じることありますか?

 どうやってそれを乗り切りましたか?

 ちょっと聞いてみたいなと思いました。


 お、なんだか今回は創作ノートらしいこと書いてる気がする。

このシリーズの「「エッセイ」と「小説」」はこちらになります。

よろしければご一読を。


https://ncode.syosetu.com/n0353jg/79


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